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エネファームのデメリット5つを解説【導入前に確認を】

太陽光発電2022.10.31

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この記事の要約はこちら

・エネファームのメリットには省エネ、災害時の電力供給、ガス代割引、一部補助金対象の可能性等がある。 ・デメリットは導入コスト、設置スペースの必要、ガス使用量増加、騒音問題。 ・エネファームの導入を検討する際は、太陽光発電の選択肢も考慮すべき。

▼ 目次

「エネファームを導入すれば光熱費が安くなるって聞いたけど、実際どうなんだろう?」

エネファームは決して安い買い物ではなく、ご家庭に取り入れるか迷いますよね。

この記事では、

  • エネファームの基礎知識
  • エネファームのメリット・デメリット
  • エネファームと比較される節電方法

上記のようなことを解説していきます。

本記事で紹介する内容を、ぜひエネファームを導入するかの参考にしてください。

エネファームとは?基礎知識を解説

エネファームとは、エネルギーとファーム(農場)を組み合わせて名付けられたシステムのことです。

燃料電池で発電するときに発生する熱を利用してお湯を沸かす仕組みなので、エネルギーの無駄がなく、電気代も節約できるのが特徴になっています。

ちなみに、現在エネファームは、

  • パナソニック
  • 京セラ
  • アイシン精機

上記3社が販売していて、スペックや費用などそれぞれ違うので注意しましょう。

エネファームのメリット

では、エネファームを導入する具体的なメリットを見ていきましょう。

後ほどデメリットも紹介するので、ここで解説するメリットと比較して、ご家庭に取り入れるか検討するのがいいと思います。

エネファームのメリットは主に以下の4つです。

  • エネルギーの無駄が少なく環境に優しい
  • 災害時に頼りになる
  • ガス会社によってはガスの割引がある
  • 補助金が出る可能性ある

エネルギーの無駄が少なく環境に優しい

エネファームのメリットの1つ目は、生み出したエネルギーのロスが少なく環境に優しいことです。

ご家庭で作った電気をそのまま使用するので、通常電力会社から電気を送るときに発生する送電ロスがありません。

送電ロスがないことで、無駄な電気を産み出さずに効率的なエネルギー運用ができるわけです。

日本では、電力を作る際に火力発電が大きな割合を占めており、その火力発電を稼働するときに発生するCO2(二酸化炭素)が世界的な環境問題になっています。

エネファームで火力発電に頼らずに、ご自宅で発電することでCO2の削減に貢献できるので、環境に優しいシステムと言えるでしょう。

災害時に頼りになる

2つ目のメリットは、災害時に頼りになることです。

台風や地震などの自然災害時に、送電線に不具合が起きて電気が使えず困った経験をお持ちの方は多いと思います。

そのようなときに、エネファームであれば自宅の設備で電力を供給できるので、災害時でもいつも通りに電気を使えるのです。

最近では、100年に1回などと言われる地震や水害が頻繁に発生しているので、災害時に頼りになるのはエネファームの大きなメリットでしょう。

ガス会社によってはガス代の割引がある

3つ目のメリットは、ガス会社によってはガス代の割引があることです。

エネファームは、主にガスを使って電力を作り出します。

そのため、電気代が安くなる代わりにガス代が高くなる傾向にあるのですが、契約するガス会社によってはエネファームを導入することでお得なプランを利用できる可能性があるのです。

その結果として、毎月のトータル光熱費が安くなり生活が楽になるでしょう。

補助金が出る可能性がある

4つ目のメリットは、国やお住まいの自治体から補助金が出る可能性があることです。

エネファームは導入するためのコストが高いのですが、補助金を活用することで初期費用を抑えられて設置費用を早く回収できます。

ただ、2021年度で国からの補助金は現在打ち切られているのが現状です。

とはいえ、それぞれの自治体は独自の補助金を打ち出している地域もあるので、一度相談をしてみるのをおすすめします。

補助金があるかどうかは、エネファームを導入するかどうかを考える上で大事な要素です。

エネファーム5つのデメリット

メリットを紹介した次は、デメリットも解説していきます。

デメリット・メリットを良く比較して、エネファームをご家庭に導入するべきかを検討しましょう。

エネファームのデメリットは、主に以下の5つです。

  • 導入コストが高い
  • 広い設置スペースが必要
  • 基本的に売電できない
  • ガスの使用量が増える
  • 騒音で近隣とトラブルになる可能性がある

導入コストが高い

まず1つ目のデメリットは、導入コストが高いことです。

エネファームを設置する際の初期費用として、一般的に150万円〜200万円ほどかかるとされています。

最新の給湯器を導入したとしても費用は60万円ほど。

比較するとエネファームの導入コストがどれだけ高いかが分かると思います。

もちろん、エネファームには発電機能があるので一概には比べられません。

しかし、それでもやはりエネファームのコストは高く思えますし、定期的なメンテナンスが必要になってさらに費用が発生する可能性があるので、導入してもかかった費用を回収するのには苦労するでしょう。

ですから、エネファームの設置する前には、

  • 自治体からの補助金が出る
  • エネファームの導入でガス代が安くなるプランに加入できる

上記2つの課題をクリアしてから設置するのをおすすめします。

広い設置スペースが必要

2つ目のデメリットは、広い設置スペースが必要になることです。

参考として、エネファームのシェア率トップのアイシン精機が販売している製品の大きさは以下の通りです。

「外形寸法」

高さ 1,274 × 幅 600 × 奥行 330mm(突起部含まず)

引用:製品情報(エネファームtype S)|アイシン精機公式HP

上記のように、一般的なガス給湯器と同じようなイメージだと、設置スペースが足りない可能性があります。

また、一度設置すると撤去するのも難しくなるので慎重に検討しなければいけません。

基本的に売電できない

3つ目のデメリットは、作った電気を基本的に売電できないことです。

例えば、太陽光発電では作った電気を電力会社に売ることで、利益を得る仕組みがあります。

一方で、エネファームでは基本的に作りすぎた電気は無駄になり、太陽光発電のように売電はできません。

太陽光発電と同じような感覚で、エネファームでも売電できると誤解しているケースがよくありますので注意しましょう。

ガスの使用量が増える

4つ目のデメリットは、ガスの使用量が増えることです。

ガスの種類には大きく分けて、

  • 都市ガス
  • プロパン(LP)ガス

上記の2種類。

この2つは料金面で大きな違いがあり、一般的に都市ガスの方が安く、プロパンガスは高くなる傾向があります。

都市ガスと契約しているのであれば、ご家庭のガス使用量が増えても問題はありませんが、プロパンガスと契約していると想像以上にガス代が高額になる可能性があるので注意しましょう。

騒音で近隣とトラブルになる可能性がある

5つ目のデメリットは、ご近所と騒音トラブルになる可能性があることです。

エネファームは基本的に大きな稼働音は発生しません。

しかし、低周波音という人間の耳では聞こえない周波数の音が発生し、気付かないうちに近隣の方に被害を与えている可能性があります。

低周波音に晒され続けると、不眠や頭痛・めまいなどの健康被害が出る可能性があり、裁判にまで発展して争っているケースも。

エネファームの騒音問題はこれから導入しようと考えている方は念頭に入れておく必要がございます。

騒音についてはニュースでも取り上げられております。

>>家庭生活にかかわる低周波音問題、エネファームの測定結果から見えてきたもの

エネファームは導入するべきなのか?

ここまでエネファームのメリット・デメリットについて解説してきました。

そこで気になるのは、

「毎月の光熱費を節約するための方法としてエネファームは適しているのか?」

という問題だと思います。

結論を先に言うと、場合によってはエネファームは導入すべきとなります。

また補助金やガス会社のお得なプランを活用すれば、比較的安くエネファームを導入でき、光熱費を抑えられるでしょう。

しかし、エネファーム以上にコスパよく導入ができ、さらに多くの光熱費削減を削減する方法があります。

それは、太陽光発電です。

次の章では具体的にエコファームと太陽光発電を比較して、なぜ太陽光発電の方がいいのかを解説しております。

エネファームの代わりになる節電方法

エネファームの代わりになる節電方法は、太陽光発電です。

具体的なエネファームと比較したときの太陽光発電におけるメリットは以下のようなものがあります。

  • 蓄電池と連携して余剰電力を貯められる
  • 余った電力を売ることができる
  • オール電化(IH・エコキュート)と相性が良い
  • 寿命が長い
  • 販売するメーカーが多く、様々な種類・プランがある
  • プランによっては初期費用0円で導入できる

上記のように、エネファームよりも太陽光発電の方がメリットが多いです。

また、冒頭でも解説しましたが、エネファームを販売している会社は現在3社しかないのが現状です。

そのため、より安く・便利に・高性能な製品を提供しようという競争が起きにくいのです。

一方で太陽光発電は、海外メーカーも含めると10社以上の企業が激しく競争しています。

太陽光発電の方が選択肢が多く、またこれからも発展に期待できる可能性が高いです。

国のロードマップでは、エネファームを2030年までに530万台を普及させようとしていますが、まだまだ道のりは遠いのが現状。

引用:エネファーム販売台数|コージェネ財団

もちろん、エネファームもこれから進化していきますが現状選択肢は太陽光発電の方が多いです。

ということで、現在エネファームを検討している方は、太陽光発電についても調べてみるべきでしょう。

>>太陽光発電のメリット・デメリットとは?設置するべき?導入時の注意点も解説

エネファームはデメリットをよく見て検討しましょう

最後にエネファームのメリット・デメリットを分かりやすくまとめておきます。

まず、メリットは以下の通り。

  • エネルギーの無駄が少なく環境に優しい
  • 災害時に頼りになる
  • ガス会社によってはガスの割引がある
  • 補助金が出る可能性ある

そして、デメリットは以下のようになります。

  • 導入コストが高い
  • 広い設置スペースが必要
  • 基本的に売電できない
  • ガスの使用量が増える
  • 騒音で近隣とトラブルになる可能性がある

毎月の光熱費を抑える手段はエネファームだけではありません。

新日本エネックスでは、お客様の生活がより良くなるように様々なご提案をしています。

エネファームか太陽光発電のどちらを導入するか迷っているのであれば、当社に無料相談してみてください。

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