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パワーコンディショナーの修理・交換費用と依頼前のチェックリスト

太陽光発電2022.09.17

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▼ 目次

パワーコンディショナーがいきなり故障すると驚きますよね。

しかし、焦って取り返しのつかない行動をしてはいけません。

実は故障しておらず、ちょっとしたことで直る可能性も大いにあります。

ということで本記事では、

  • 故障したと思った時に確認すべきチェックリスト
  • 修理・交換に必要な料金の相場
  • 交換することで得られるメリット
  • 故障してしまうよくある原因
  • 故障したまま放置してはいけない理由
  • 絶対に自分で修理してはいけない理由

などを解説していきます。

この記事を読めば、パワーコンディショナーの故障によるリスクを回避し、さらにはこの逆境を糧に電気代を安くできる方法も紹介するので、ぜひお付き合いください。

パワーコンディショナーが故障!?まず初めにすべきチェックリスト

太陽光発電が機能しておらずに、「もしかしてパワーコンディショナーが故障した…?」と勘違いをされるケースも多くあります

ただし故障ではない可能性もあり、業者に修理を依頼する前に準備をしておくべきことがあります。

まずは、以下のチェックリストに目を通して、これからの行動を決めましょう。

  • 不具合は再起動すれば治る可能性がある
  • メーカーの保証期間内かを確認する
  • 品番を確認しておく
  • エラー番号をメモしておく

不具合は再起動すれば治る可能性がある

パワーコンディショナーが反応しない!と思っても再起動すれば治るケースが意外と多いです。

保証期間内であれば修理や交換が無料ですが、保証期間が過ぎていると出向費用を多く取られる業者もいます。

余計な出費を抑えるためにも、まずは電源を落として数分間待って、それから再起動を試してみましょう。

また念のためにブレーカー等が落ちてないかも確認をして、電源の入れ直しを行ってみることをオススメします。

メーカーの保証期間内かを確認する

再起動しても治らない場合は、故障している可能性が高いので修理依頼をした方がいいです。

保証期間内であれば、問題なく修理や交換をしてもらえるのでメーカーに電話をして確認するか、購入した業者に確認をしてみると良いでしょう。ただし購入した業者に不信感がある場合はご自身で修理業者などを調べて依頼をするのも一つの手です。

昔であれば、数年の保証期間しかないメーカーもありましたが、比較的新しい製品であれば10年の保証期間があるメーカーが多いです。

品番、エラー番号を確認しておく

パワーコンディショナーの品番が分かっていれば、業者もスムーズに作業に取りかかれます。

できれば、太陽光発電システムの回路図面やレイアウト図面などがあれば理想ですね。

また、モニターやパワーコンディショナーに表示をされているエラー番号をメモしておくことで、業者に問い合わせた際、修理までの時間が早くなる場合もございます

パワーコンディショナーの修理・交換にかかる費用の相場

では、パワーコンディショナーが故障していた場合に、修理や交換にどれくらいの費用がかかるのかを解説します。

  • 軽微な故障の場合(軽い修理)
  • 重度の故障の場合(本体交換)

ただ、業者によって工事費や出向費などで合計費用は変わってきますので、あくまで参考程度に考えておいてください。

軽い故障の場合

軽い故障の場合であれば、数万円ほどの修理費用で済むかもしれません。

基盤交換などでも、高くて5万円〜ほど。

また、修理を依頼するときにパワーコンディショナーの画面に表示されるエラーコードを業者の方に伝えるようにしましょう。

パワーコンディショナーはどこに異常があるかを自己判断して画面にエラー内容を表示できる機能が搭載されています。

あらかじめ修理内容が分かっていれば、業者にとっても事前に知ることが出来、対応がスムーズになります。

重度な故障の場合

重度な故障とは、主に本体丸ごと交換しなければいけないケースです。

こうなってしまうと、本体費用に業者の工事費込みで30万円以上掛かる場合がございます

また、古すぎてメーカーが部品を持っていない場合もあります。

メーカー製造責任として、生産終了から7年間は修理するための部品を保持していなければいけないので、もしご自宅のパワーコンディショナーが生産終了してから7年以上経っていると危ないかもしれません。

業者に修理を依頼する流れとコツ

修理を依頼する業者にも注意です。

ある程度の相場があると言っても、どうしても業者によって料金に差がでます。

とはいえ、値段だけ気にするのも良くありません。

費用が安い分、サービスや工事内容に不満を持ったというケースが多くあります。

では、実際にどういう流れで修理依頼を出せばいいのかを解説していきますね。

順番としては以下の通りです。

  1. 複数の業者に相談する
  2. それぞれに見積もりを出してもらう
  3. 信頼できる業者を選んで施工開始

1.複数の業者に相談する

少しめんどくさいかもしれませんが、修理の相談は複数の業者にするようにしましょう。

パワーコンディショナーの修理費用の相場はメーカーや型番ごとに変わりますので3社か4社ほどの業者を比較して検討するのが一番です。

また値段だけではなく、その業者にどのくらいの実績があるのか、会社規模は信用出来るレベルか等を確認をすると良いでしょう

2.それぞれに正式な見積もりを出してもらう

中には、修理後や交換作業後に最初に聞いていた値段とは違う金額を請求する業者や、追加費用という名目で工事後に追加費用を請求する業者もいます。

基本的に工事や修理を依頼する前に正式な御見積書をもらい、トラブルにならないように備えましょう

3.現地調査に来た際も信頼できるかを確認する

現地調査にきた際の仕草や態度など、ちょっとしたことでも観察するようにしてください。

パワーコンディショナーは家や太陽光発電にとって大切なパーツになりますので任せられるような方か実際に目で確認をするのもオススメします。

パワーコンディショナーを交換する2つのメリット

パワーコンディショナーが壊れて交換する際はデメリットばかりではありません。

保証期間が切れて交換費用がかかったとしても以下のようなメリットを期待できます。

  • 性能の高い新製品は電力の変換効率が良い
  • 交換のついでに蓄電池を導入して電気代を安くできる

性能の高い新製品は電力の変換効率が良い

新しいパワーコンディショナーは、昔と比べて電力の変換効率が格段にアップしています。

つまり、同じ太陽光発電でもパワーコンディショナーが変わるだけで、発電量の増加を見込めるのです。

発電量=太陽光発電のメリットですので

発電量が増えるのであれば、次に紹介する蓄電池を併用することで、太陽光発電を最大限に活かせるようになります。

交換のついでに蓄電池を導入して電気代を安くできる

せっかくパワーコンディショナーを交換するのであれば、蓄電池の導入も検討してみてください。

蓄電池はその名の通り、電力を貯蔵できる機械のことです。

最近では、売電価格もどんどん下落してあまり利益を得られなくなっています。

そこで、余った電力を蓄電池に貯めておくことで無駄なく電力を有効活用できるのです。

今までは余った電力を売っていましたが、これからは「自家発電+自家消費」の時代。

昼間に溜め込んだ電力を夜に利用できれば、電力会社からの月々の電気代をかなり抑えられます。

ちなみに、今では太陽光発電と蓄電池のパワーコンディショナーが1台で済むようになるので、買い換える今このタイミングでの導入をオススメします。

蓄電池についてもっと詳しく知りたい方は下記を参考にしてください。

蓄電池のメリット・デメリット、導入をお勧めするご家庭とは?

パワーコンディショナーが故障する大きな3つの原因

パワーコンディショナーが故障した原因が気になる方もいると思います。

次からは故障をできるだけ防ぐために、パワーコンディショナーが故障する主な原因を紹介しておきます。

故障の原因として以下の3つがよくあるものです。

  • 自然災害による故障
  • フィルターの目詰まり
  • 故障ではなく寿命

自然災害による故障

台風や雷雨の自然災害による故障がパワーコンディショナーには多いです。

よくあるのは落雷が原因でパワーコンディショナーが故障をしてしまうことや本体の隙間から雨水が入り込み本体が故障することが挙げられます。

フィルターの目詰まり

ホコリや落ち葉などがフィルターに詰まって、排熱がうまくいかずに故障してしまうのもよくある故障原因です。

こちらはメーカーによって排熱を行う箇所が違いますので購入業者、メーカーに確認をして定期的な点検、掃除を受けるようにしましょう。

耐用年数を過ぎたことによる寿命

パワーコンディショナーの寿命は10年〜15年程度。

もし今回の故障が、導入してから10年前後であれば寿命と考えた方がいいかもしれません。

太陽光パネルの寿命が25年〜30年〜と言われてますから、ついパワーコンディショナーも同じくらいだと思ってしまいがちです。

故障したパワーコンディショナーを放置することで起こる2つのリスク

「パワーコンディショナーが故障したけど、めんどくさいからこのままでいいか。」

と思っている方は要注意です。

以下のような取り返しのつかない危険があるので必ず業者に相談してください。

  • 火災などの2次災害につながる恐れがある
  • 気付かないうちに電気代が上がる

火災などの2次災害の恐れがある

パワーコンディショナーが故障したままだと、故障箇所から発火する危険があります。

もし、やむを得ぬ事情で修理できない場合は、パワーコンディショナーにつながるブレーカーを切っておきましょう。

気付かないうちに電気代が上がる

パワーコンディショナーが故障するということは、太陽光パネルで発電した電力を家庭用に変換できない、つまり日中の電気代がその分増加するということです。

また、売電によって得ていた利益も当然なくなるので、ずっと放置していると電気代の請求でゾッとするかもしれません。

また売電が一切無くなりますので場合によっては電力会社が通知をしてくれることもあります。

壊れたパワーコンディショナーを自分で修理してはいけない3つの理由

DIYなどで機械の扱いに慣れている方は、自分で修理しようとするかもしれません。

しかし、以下の4つの理由から絶対に止めるようにしてください。

  • 怪我や火災などの事故につながる
  • メーカーの保証対象外になる
  • そもそも法律で無資格者は修理してはいけないようになっている

怪我や火災などの事故につながる

専門知識を持たずに修理をすると照明や家電が使えなくなったりします。

それだけで済めばまだいいのですが、修理を終えてブレーカーを上げた途端に出火する可能性もあるのです。

また、その場では修理に成功したように見えても数ヶ月後、急に火災が起きることもあります。場合によっては修理したパワーコンディショナーからの出火により住む場所を失う可能性もございます。

パワーコンディショナーの修理は、さすがにDIYで出来る範囲を超えておりますので業者に依頼しましょう。

メーカーの保証対象外になる

メーカーの保証は、取扱説明書などに従って正しく運用していた場合に受けられるものです。

パワーコンディショナーに限らず、精密機械は少しいじっただけでも保証の対象外になってしまう可能性が高いので、メーカーの指示に従うようにしましょう。

またメーカーによっては、メーカー発行の施行IDを保持してないとそもそも施行が出来ない場合がございますので業者に依頼をするのがベストでしょう。

そもそも法律で無資格者は修理してはいけないようになっている

パワーコンディショナーの修理は、「電気工事士」の資格を持っていなければできないように法律で定められています。

第一種電気工事士又は第二種電気工事士免状の交付を受けている者(以下「第二種電気工事士」という。)でなければ、一般用電気工作物に係る電気工事の作業(一般用電気工作物の保安上支障がないと認められる作業であつて、経済産業省令で定めるものを除く。以下同じ。)に従事してはならない。

引用:電気工事士法|e-Gov法令検索

パワーコンディショナーの修理・交換は信頼できる業者に任せるのが一番!

パワーコンディショナーが故障したかもしれないときは、まず電源を落として再起動を試しましょう。

修理・交換にかかる工事費は業者によって差があるので、できるだけ複数の見積もりを比較するようにしましょう。

新日本エネックスは、太陽光発電や蓄電池、パワーコンディショナーの修理・交換に数多くの実績があります。

もし、「信頼できる業者に心当たりがない…。」という場合であれば、ぜひご相談ください。

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