- 蓄電池を導入しようと考えているが今後需要はあるのか知りたい
- 蓄電池がどれくらいの金額で購入できるのか気になっている
- 蓄電池の需要がなくなるのではないかと不安を感じている
このようにお考えの方もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、蓄電池は今後長期的に需要が高まると予想されており、まだまだ一般家庭でも活躍してくれること間違いないものです。
もっともなぜ今後長期的に需要が高まるのか、またいつ設置するのが良いタイミングなのか気になるという方も多いでしょう。
そこで今回の記事では、次の3点について解説していきます。
- 蓄電池の価格は今後どうなるのか
- 蓄電池はいつ設置するのがおすすめなのか
- 蓄電池をお得に購入するにはどうすれば良いのか
今回の記事を参考にして、蓄電池をお得に導入してみてはいかがでしょうか。
蓄電池は今後長期的に安くなるかも
蓄電池は年々需要が高まっていることから、今後長期的に安くなっていくことが予想されています。
ただし円安などの影響により、国外で蓄電池の原材料が高騰して、値上がりする可能性もございます。
そもそも蓄電池の導入が一般家庭でも行われるようになったのは、東日本大震災の後からです。
震災により長期的に電気が使えなくなることを実感した多くの人たちや今後の災害に対して備えたいという人たちが、爆発的に増えたことから蓄電池が注目されるようになりました。
実際に一般社団法人日本電機工業会が発表しているデータによると、2011年にはほとんど出荷されていなかった蓄電池が、2012年以降大きく出荷台数を伸ばしていることがわかります。
(一般社団法人日本電機工業会発表 定置用蓄電システムの出荷台数より独自に作成)
このように2011年度には2000台前後しか出荷されていなかった蓄電池ですが、2020年度には約13万台近く出荷されるようになったことが分かります。
これは蓄電池導入の需要が高まっただけではなく、国の補助金や地方自治体の支援制度なども徐々に整えられたことが関係しているでしょう。
また2024年現在では、太陽光発電設備との併用がお得になることがあるので、2つを同時に導入するというご家庭も増えてきました。
特に電気の需要が年々高まり、電気代も高騰していることから災害対策だけではなく電気代削減目的での導入というのも多いです。
今後さらに蓄電池が一般家庭に普及していけば、技術なども発達していくことが予想されるので、長期的に見ると価格が安くなることを期待できるでしょう。
ただし、蓄電池に使用するリチウムイオン電池の需要が増えてきています。
リチウムイオン電池はEV車の普及などで需要が拡大し原価の上昇も考えられます。
今後は蓄電池が必ずしも安くなるとは言えない状況となっているので、価格の動向には注目しておきましょう。
蓄電池は早めに導入するのがお勧め!
ここまで解説してきたように、長期的に見ると価格が安くなることが期待できるのであれば、まだまだ蓄電池を設置するタイミングではないのではとお考えの方も多いと思います。
しかし結論から言うと、蓄電池は出来るだけ早めに導入するのがおすすめです。
主に次の2つのポイントが関係してきます
- 太陽光設置後10年目以降から売電価格が大幅に安くなる
- 補助金や支援制度がいつまで続くかわからない
それぞれ順番に解説していきます。
設置後10年目以降から売電価格が大幅に安くなる
太陽光発電で発電した電気を家庭内で使用して余った分を売電することで利益を得れることから導入する一般家庭が多く存在します。
しかしこの売電価格は、設置後10年目以降から大幅に下がるため今までのような利益を得ることが難しくなります
実際に2009年度に家庭用太陽光発電を導入した九州にお住まいのご家庭さまは、売電価格が「1kWhあたり48円」だったところ、2019年には「1kWhあたり約7円」まで下がっています。
※九州電力地域
※地域によって売電価格は異なります。
結果的に7円で売電するより太陽光発電で補うことが難しい時間帯の電気代を蓄電池に電気を貯めて補う方が長期的な光熱費の削減に繋がります。
※地域によって電気代は異なります。
また、現在では大手電力会社でも値上げが行われ、国際情勢などの原因により電気代は上昇しやすい状況となっております。
参考:5月電気代、大手全社値上がり 政府の再エネ賦課金引き上げで/共同通信社 Yahooニュース
そのため出来るだけ早めに蓄電池を導入した方が、利益を得れる可能性は高まるといえます。
↓太陽光発電を設置後10年目以降はどうすればよいのか詳しくはこちら!
卒fitとは?卒fit後あまった電気はどうすればよいのか解説
補助金や支援制度はいつまで続くかわからない
2024年現在、蓄電池導入にあたっての補助金や支援制度は地方自治体によって行われているところもあるので、お住まいの地域によっては補助金の併用などにより通常購入に比べてお得な価格で蓄電池を導入することが可能です。
ただし補助金には基本的に限りがあり、2024年度に実施されている補助金が2025年度も実施されるかは不明となっております。
今と将来、いつ蓄電池を設置してお得かどうかなどわからない場合は新日本エネックスまでお問い合わせください
蓄電池をお得に購入できる3つのポイント
蓄電池をお得に購入するためのポイントについては主に3つあります。
- 太陽光発電とセットで設置する
- 容量が大きな蓄電池を選ぶ
- 補助金を活用する
それぞれ順番に解説していきます。
太陽光発電とセットで設置する
蓄電池をお得に購入するためのポイントとしては、まず太陽光発電とセットで設置するというのが挙げられます。
ここまででも少し触れたように、蓄電池は太陽光発電とセットで利用することで、大きなメリットがあるのが特徴です。
①太陽光発電で発電した電気を蓄電池に貯めておくことで高い時間帯の電気代を削減することが出来る
②停電時に太陽光発電と蓄電池を併用することにより、長期間の停電が来た時の対策も出来る
特に①に関しては現在電気代が上昇しておりますので蓄電池の容量などによっては大きく効果が出ることがあります。
電気代が「なぜ高い」のか原因を徹底解説!値上げ額や対策も紹介!
ご家庭にあった容量の蓄電池を選ぶ
蓄電池をよりお得に購入したいのであれば、ご家庭様にあった容量の蓄電池を選びましょう。
蓄電池がどれだけ電気を貯めておくことができるかというのは、容量によって決まってきます。
例えば、どれだけお得に購入することができる蓄電池であったとしても、電気使用量に比べて容量が少なければ長期的に見て損をしてしまう可能性もあるでしょう。
また容量が大きな蓄電池であれば、災害などで停電が続いたとしても、長く電気を使うことができるので安心、かつ光熱費削減効果も期待できますが、その分蓄電池のサイズも大きくなり設置場所が限定されるようになり、また負担も大きくなります。
蓄電池を導入する際には、災害時にどれだけ電気を使うことができるのか、普段の使用量に比べて少なくないかという側面にも注目して決めるのもおすすめです。
補助金を活用する
蓄電池をお得に導入したいのであれば、やはり補助金を活用するというのは欠かせません。
地方自治体による蓄電池導入の補助金に関しては、それぞれの自治体によって独自の条件や金額が定められています。そのためお住まいの地域で補助金を利用できるかどうか、蓄電池導入の前に必ず各地方自治体の公式ホームページをチェックしましょう。
また国で実施される蓄電池の補助金も同じように概要が決まっておりますので条件等は詳しく確認をしておく必要がございます
↓補助金に関して詳しくはこちら!
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