「エコキュートには、どんなメリットがあるの?」「エコキュートを導入すべきか悩んでいる」という悩みを抱えている人がいるのではないでしょうか?
エコキュートは電気でお湯を作ってくれる省エネ給湯器です。しかしエコキュートは安い買い物ではないため、導入して後悔しないためにも理解を深めておくことが大切です。
今回の記事では、エコキュートの基礎知識からメリット・デメリット、導入費用の相場、導入時のポイントなどを解説しています。本記事を読めばエコキュートへの理解が深まり、導入後に電気代の節約や非常時の対策が行えるようになるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
エコキュートの基礎知識
まずはエコキュートの基礎知識を解説します。基礎知識を知っておくことで、よりエコキュートについて理解が深まるでしょう。ぜひ学んでみてください。
エコキュートとは空気中の熱を利用した省エネ給湯器
エコキュートとは、空気中の熱を利用してお湯を作る省エネ給湯器です。正式名称を「自然冷媒ヒートポンプ給湯器」といいます。エコキュートはガス給湯器のように化石燃料を使用しないエコな給湯器であり、省エネ性能の高さが魅力です。
近年では地球温暖化の影響により、二酸化炭素を削減する取り組みを世界各国で実施。2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」が目標として掲げられ、省エネ給湯器であるエコキュートの普及が進められています。
エコキュートの構成と仕組み
エコキュートの構成と仕組みを解説しつつ、ほかの給湯器との違いも紹介します。エコキュートを知るうえで基本的な知識なので、ぜひ覚えてみてください。
主な構成はヒートポンプと貯湯タンク
エコキュートは主に「ヒートポンプユニット」と「貯湯タンクユニット」で構成されています。ヒートポンプユニットは空気中の熱を取り込んで圧縮して光熱にする役割があり、大きさはエアコンの室外機ほどです。
貯湯タンクユニットは供給される水や作られたお湯を貯めることができ、容量(主に370〜560L)によって大きさが異なります。このようにエコキュートは、ヒートポンプユニットと貯湯タンクユニットによって成り立っている省エネ給湯器です。
空気中の熱を取り込んでお湯を沸き上げる仕組み
エコキュートはエアコンにも採用されている「ヒートポンプ技術」を採用しています。ヒートポンプ方式では、まず空気中の熱を自然冷媒(二酸化炭素)に取り込んで圧縮します。その後、圧縮された高温の自然冷媒は水熱交換器を介して水へ熱を伝える。
熱が伝えられた水はお湯になり、貯湯タンク内へ貯まります。貯湯タンク内のお湯は高温なので水と混ぜ合わせて温度調節を行い、適温にしてから自宅へ供給。熱を奪われた自然冷媒は膨張弁により低温・低熱に戻され、再び空気中の熱を取り込んでいきます。
ほかの給湯器とエコキュートとの違い
ほかの給湯器とエコキュートとの主な違いは以下のとおりです。
【ほかの給湯器とエコキュートの主な違い】
エコキュート | 電気温水器 | ガス給湯器 | |
エネルギー源 | 電気 | 電気 | ガス |
仕組み | 空気中の熱を取り込み自然冷媒で加熱する | 電熱ヒーターで加熱する | ガスの排気熱で加熱する |
構造 | 貯湯式 | 貯湯式・瞬間式 | 瞬間式 |
お湯切れの可能性 | あり | あり(貯湯式) | なし |
省エネ性能 | 高め | 低め | 高め |
光熱費 | 安い | 高い | 都市ガスは安めプロパンガスは高め |
このようにエコキュート・電気温水器・エコジョーズには違いがあります。それぞれの違いを知っておけば、エコキュートを導入するかの判断材料の一つになるでしょう。
エコキュートを導入するメリット
エコキュートを導入するメリットは主に5つあります。それぞれのメリットを解説するので、エコキュートの導入の際に参考にしてみてください。
光熱費の削減に期待できる
エコキュートの導入により光熱費の削減に期待できるでしょう。エコキュートは省エネかつ安い深夜料金を利用してお湯を作るため、以下のように電気温水器やガス給湯器よりも安くなります。
【給湯器別の年間ランニングコストの目安】
給湯器の種類 | 光熱費の目安 |
エコキュート | 約37,200円 |
エコジョーズ(都市ガス・関東) | 約43,400円 |
ガス給湯器(都市ガス) | 約73,200円 |
電気温水器 | 約158,400円 |
ガス給湯器の場合は、省エネ性能の高いエコジョーズであれば安くなります。しかしエコキュートと比較した場合は少し高くなる傾向にあるでしょう。エコキュートは光熱費の削減に大きく貢献してくれます。
災害・停電時にお湯や水が利用できる
エコキュートは災害・停電時でも水やお湯の利用が可能です。エコキュートには給水した水や作ったお湯を貯められる貯湯タンクがあり、非常用取水栓から取り出すことができます。貯湯タンクは数百リットルもの水やお湯が貯められるため、非常時の生活用水を確保できるという安心感は大きいといえるでしょう。
特に冬の寒い時期にお湯が使えないと非常に不便だといえます。災害・停電はいつ起こるかわからないため、レジリエンス(回復力)を高めたい場合にもエコキュートの導入はおすすめです。
カーボンニュートラルに貢献できる
エコキュートを導入することは地球温暖化防止につながるため、カーボンニュートラルに貢献できます。カーボンニュートラルとは、2050年までにCO2の排出量を実質ゼロにすることです。地球温暖化による気候変動は、食料危機や健康被害などのリスクがあります。
エコキュートは空気中の熱を利用してお湯を作るため、従来の給湯器と比較するとCO2の排出量を約60%削減できる省エネ給湯器です。CO2の増加による地球温暖化の影響によるリスクや環境問題への関心が高まっていることで、エコキュートの普及が進んでいます。
火災のリスクを減らせる
エコキュートはガス給湯器と比べると火災のリスクを減らせます。ガス給湯器の故障や劣化などの原因によりガス漏れが起こった場合、なんらかの拍子に引火すれば火災事故になりかねません。しかしエコキュートのエネルギー源は電気なので、ガスよりも火災のリスクは少ないでしょう。
またガス漏れによる一酸化炭素中毒の危険性もありません。一酸化炭素は無味無臭で毒性が強いことで知られています。そのためエコキュートは、ガス給湯器よりも安全性の高い省エネ給湯器だといえるでしょう。
補助金を活用すれば安く導入できる
エコキュートは補助金を活用できる可能性があるため、高額になりがちな導入費用を安くできるでしょう。エコキュートの導入費用は、高額なものになれば100万円ほどになる場合があります
国や地方自治体はエコキュートの普及を推進しているため、少しでも安く導入してもらおうと補助金を実施していることがあります。
例えば国が行っている補助金の一つが「給湯省エネ事業」です。新築や既存住宅のリフォームで活用することができ、エコキュート1台につき数万円の補助金が交付されます。また補助金のなかには併用できるものもあるため、より安く導入できる可能性があるでしょう。
エコキュートの導入で気になる点
エコキュートの導入にはメリットだけではなく、人によってはデメリットとして気になる点もあります。デメリットも理解して検討しなければ、エコキュートの導入後に後悔する可能性が高くなるでしょう。ぜひ覚えておいてください。
導入費用が高い
エコキュートはガス給湯器と比べると導入費用が高めです。おおよその導入費用の相場は、工事費込みで30〜80万円ほどになります。家族人数が多く使用する湯量が多い家庭ほど、高額な大型のエコキュートが必要になるでしょう。
ただし導入費用の高さは、節約できる電気代でカバーできる可能性があります。従来の給湯器からエコキュートに交換するだけで、光熱費の削減が可能になるでしょう。またエコキュートの寿命は10〜15年ほどと長く、長期目線で見れば導入費用を回収しやすいといえます。
夜間の動作音が騒音になることも
エコキュートは主に夜間の静かな環境のなかでお湯を作るため、ヒートポンプユニットからの動作音(低周波音)が騒音問題になる可能性があります。低周波音を長時間聞き続けていると、人によっては頭痛や吐き気などの健康被害が出ることも。
特にエコキュートの設置場所が隣家と近い(特に寝室付近)場合は、設置場所を見直したり防音シートを活用したり騒音対策をしておくと良いでしょう。しかし騒音レベルとしては静かな図書館ほどなので、人によっては気にならないともいえます。
ガス給湯器よりも水圧が弱め
エコキュートはガス給湯器と比べると水圧が弱くなる傾向にあります。ガス給湯器の場合は水道水の水圧(約500KPa)をそのまま利用できる一方、エコキュートの水圧は約180KPaほどです。エコキュートは貯湯タンクにお湯を貯める仕組みなので、貯湯タンクが変形しないように減圧弁で水圧を下げています。
水圧に不安がある場合は、高圧タイプのエコキュートを選択肢に入れましょう。通常のタイプに比べて水圧が約300KPaほどにアップしています。特に2階以上で使用する場合は、高圧タイプのエコキュートがおすすめです。
設置スペースが必要になる
エコキュートはヒートポンプユニットと貯湯タンクユニットを、並べて設置できるスペースが必要です。ヒートポンプユニットはエアコンの室外機ほどの大きさがあります。貯湯タンクユニットは大きいもので「高さ:約2m 幅:約60cm 奥行き:約70cm」ほど。
そのため事前に設置スペースの確認をすることや、導入するエコキュートのサイズを把握しておく必要があるでしょう。どうしても広い設置スペースが確保できない場合は、コンパクト・薄型のタイプを選ぶことをおすすめします。
お湯切れになる可能性がある
エコキュートは急な来客や時期次第でお湯を使いすぎると、お湯切れになることがあります。貯湯タンクに溜まっているお湯がなくなれば、新たに作らなければいけません。エコキュートで40〜60Lほどのお湯を作るには約1時間かかるため、その間はお湯が使えなくなります。
事前に湯量が増えることを把握していれば、いつもより多めに作っておく必要があります。またお湯切れの不安を減らしたい場合は、ワンサイズ大きめの容量を選択しておけば問題ないでしょう。
日中の電気代が高くなる
エコキュートを導入すると、日中の電気代が高くなる傾向にあるでしょう。エコキュートを使用するときは、基本的に深夜電力が安くなり日中の電気代が高くなる専用プランに切り替えます。そのため日中の電力使用量が多い家庭では、電気代が高くなってしまうことも。
日中の電気代が高くなることが気になる場合は、蓄電池や太陽光発電の導入がおすすめです。蓄電池に安い深夜電力を貯めて活用したり、太陽光発電の電力を自家消費したりすれば電気代を節約できるでしょう。蓄電池や太陽光発電の疑問があれば、新日本エネックスへ気軽に相談してみてください。
基本的に貯湯タンク内の水やお湯は飲めない
エコキュートの貯湯タンク内の水やお湯は不純物が混ざっている可能性があるため、基本的に飲用はできません。エコキュートを長年使用していると水垢等の汚れや水道水に含まれる不純物(ミネラル等)が、貯湯タンク内に沈殿している可能性があります。
そのためメーカー側でも、貯湯タンク内の水やお湯の飲用は推奨していません。どうしても飲用したい場合は、最低でも煮沸消毒等の対策が必要です。基本的には飲用はおすすめできないため、普段から飲料水を常備しておくと安心だといえます。
エコキュート導入時の費用相場
エコキュートの導入費用の相場は総額で約30〜80万円です。エコキュートにはメーカー希望小売価格が設定されているものの、実際の販売価格は販売店によって異なります。またエコキュートの給湯タイプ(フルオート・セミオート・給湯専用)や貯湯タンクの容量、機能なども、価格が上下する要因です。
工事費に関しても約10〜20万円と施工業者によって差があります。場合によっては追加の部品や工事が必要になる可能性があるため、事前に施工業者に確認しておくと良いでしょう。
エコキュートの選び方
エコキュートの選び方は主に5つあります。それぞれのポイントを意識することで、最適なエコキュートを選べるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
必要な給湯タイプを選ぶ
エコキュートを選ぶ際は、3つの給湯タイプのなかから必要なものを選びましょう。給湯タイプには「フルオート・セミオート・給湯専用」の3つがあります。それぞれの給湯タイプの特徴は以下のとおりです。
【3つの給湯タイプの特徴】
フルオート | お湯はりから足し湯、最適な湯量・温度設定まで全自動で行ってくれる。価格も機能性も高いタイプ |
セミオート | お湯はりのみ自動で足し湯や追い焚きなどは手動で行う。価格と機能性のバランスが良いタイプ |
給湯専用 | 手動でお湯はりを行う。リーズナブルな価格と機能性がシンプルなタイプ |
求める給湯タイプによって価格と機能性が異なります。どのような目的でエコキュートを導入するのかを、事前に再確認しておくと良いでしょう。
家族人数や使用用途から貯湯タンク容量を選ぶ
エコキュートの貯湯タンク容量は、普段の使用用途や家族人数を参考に選ぶと良いでしょう。コロナが試算した家族人数と使用用途による、推奨される貯湯タンク容量は以下のとおりです。
【家族人数と使用用途から見る貯湯タンク容量の目安(冬季)】
家族人数 | 使用湯量 | 推奨される貯湯タンク容量 |
1~2人 | お湯はり(200L/回)シャワー2回、キッチン・手洗いなど | 185L |
2~4人 | お湯はり(200L/回)シャワー3回、キッチン・手洗いなど | 300L |
3~5人 | お湯はり(200L/回)シャワー5回、キッチン・手洗いなど | 370L |
4~7人 | お湯はり(200L/回)シャワー5回、キッチン・手洗いなど | 460Lもしくは550~560L |
人数が多くなるほどお湯切れの可能性が高まるため、不安であればワンサイズ大きめの貯湯タンク容量を選ぶことをおすすめします。
気になる性能や機能で選ぶ
エコキュートの性能や機能を把握して、必要なものが備わっているかも選ぶポイントです。メーカーや給湯タイプ、モデルによって性能や機能が異なります。例えば省エネ性能を重視するなら「年間給湯保温効率(数字が高いほど省エネ性能が高い数値)」を見てみましょう。そのほか以下のような性能や機能もあります。
水圧を気にするなら「高圧タイプ」お湯を常に清潔に保ちたいなら「除菌機能」外出先からでも操作したいなら「遠隔操作機能」 など |
エコキュートに求める性能や機能が備わっているかも確認して選びましょう。
設置スペースの広さで貯湯タンク形状や大きさを選ぶ
エコキュートの貯湯タンクは、設置スペースを意識した形状や大きさを選択してください。設置場所と推奨される貯湯タンク形状は以下のとおりです。
【設置場所と推奨される貯湯タンク形状】
設置スペース | 推奨される貯湯タンク形状 |
幅も奥行きも広め | 角型 |
奥行きがなく幅が広め | 薄型 |
幅も奥行きも狭め | コンパクト型 |
貯湯タンク容量が多くなるほど全体のサイズが大きくなり、設置スペースの広さも必要になります。事前に導入したいエコキュートが置けるのかを確認することをおすすめします。
住んでいる地域に合う仕様で選ぶ
寒冷地や塩害地域といった地域特性に合うエコキュートを選びましょう。精密機器であるエコキュートの弱点は極端な低温や塩分などです。そのため各メーカーでは、寒冷地・塩害仕様のエコキュートを販売しています。
一般的な地域よりもエコキュートの選択肢は減るものの、専用の仕様でなければ故障や劣化を加速させてしまうでしょう。寒冷地や塩害地域に該当する場合は、必ず専用の仕様のエコキュートを選んでください。
代表的なエコキュートメーカー
エコキュートを販売しているメーカーのなかでも、代表的なメーカー6社をピックアップしています。それぞれのメーカーで特徴が異なるため、ぜひ選ぶ際の参考にしてみてください。
コロナ
コロナはデンソーの特許技術をもとに、家庭用エコキュートを世界で初めて開発・販売したメーカーです。確かな技術力により省エネ性能の高さが特徴といえます。
三菱電機
三菱電機は技術力の高さにより、2020年に省エネ大賞を受賞しているメーカーです。三菱独自の技術を開発し採用しているため、機能性の高さが注目すべき点だといえます。
パナソニック
パナソニックは、エコキュートの省エネ性能や機能性の高いメーカーです。AIを活用して常に最適かつ効率的にエコキュートを稼働できるため、快適性や省エネ性能の高さが強みといえます。
ダイキン
ダイキンは便利・快適・お得なエコキュートを販売しているメーカーです。にごり系の入浴剤に対応するモデルがあり、幅広い入浴剤を楽しめるのが特徴といえます。
日立
日立はエコキュートでは珍しい「水道直圧給湯」を採用しているメーカーです。水道直圧給湯により貯湯タンク内のお湯を、そのまま飲用できるのが大きな特徴といえます。
東芝
東芝は本体の5年保証を通常で行っているメーカーです。ほかのメーカーの本体保証は3年がほとんどなので、保証の手厚さが魅力的だといえます。
エコキュートの導入で失敗しないためのポイント
エコキュートの導入で失敗しないために意識すべきポイントを解説します。エコキュートを導入して後悔しないためにも、事前にポイントを把握しておきましょう。
補助金を活用する
エコキュートは補助金を活用できることがあるため、事前に確認しておきましょう。補助金は国や地方自治体が毎年のように実施しており、高額な導入費用を抑えることができます。補助金額は数万円ほどが一般的です。補助金には併用できるものがあるので、より安く導入できる可能性もあります。
相見積もりを行なう
エコキュートを販売している業者を多いため、必ず相見積もりをして相場を見極めましょう。同じエコキュートであっても業者によって見積もり額は異なります。複数社から相見積もりを取れば導入費用の相場が把握でき、最も最適な業者を見つけられるでしょう。
優良業者を見つける
エコキュートを販売する業者のなかには悪質業者もいるため、優良業者の特徴を知っておくと良いでしょう。
・実績が多い
・良い口コミが多い
・会社の歴史が長い
自宅に合うエコキュートを選ぶ
自宅に合うエコキュートを選ぶことも大切です。省エネ性能や貯湯タンクの容量、必要な機能などを洗い出しておくと良いでしょう。例えば必要以上の容量や機能が備わっているエコキュートを導入する場合、設置スペースや導入費用の回収期間が長くなるなどの問題が発生します。事前のシミュレーションや業者からのアドバイスをもらうなどして、自宅に合うエコキュートを選ぶと失敗しにくくなるでしょう。
定期的なメンテナンスを行なう
エコキュートを長く清潔に使用するためにも、定期的なメンテナンスは必須といえます。定期的なメンテナンスを怠れば、エコキュートの寿命が短くなったり浴そうのお湯に汚れが混ざったりするでしょう。また劣化や故障により修理費用がかかる、電気代・水道代が高くなりやすくなるなどのデメリットも。
定期的なメンテナンスには自分で行えるものと、業者に任せたほうがいいものがあります。詳細なメンテナンス内容や頻度、費用に関しては以下の記事を参考にしてみてください。
太陽光発電と併用して使う
エコキュートを太陽光発電と併用して使えば、より電気代がお得になります。エコキュートは基本的に深夜電力が安くなる専用プランに加入するため、日中の電気代が高くなりがちです。しかし太陽光発電を導入することで、日中の高い電気代を大幅に節約できる可能性があります。
また停電時には太陽光発電の電力により、日中であればエコキュートでお湯を作ることが可能です。停電時のレジリエンス(回復力)を高くしたい場合にも、エコキュートと太陽光発電の併用はおすすめといえます。
エコキュートや太陽光発電の導入は新日本エネックスがおすすめ
新日本エネックスは2015年創業の福岡博多に本社がある会社です。全国対応しているのが特徴です。
オール電化や太陽光発電、蓄電池、V2Hの導入などに対応しています。新日本エネックスが注目される理由は以下のとおりです。
- 施工実績が豊富
- 高い技術力と知識量がある
- 多くのメーカー・製品の取り扱いがある
- 地元の行政から感謝状の授与歴がある
- 顧客様からの良い口コミや評判が多いなど
オール電化に関して疑問があれば無料で相談でき、押し売りは一切ありません。太陽光発電や蓄電池の導入を検討している人は、新日本エネックスへ無料で相談してみてください。
まとめ
エコキュートとは空気中の熱と少量の電気を利用して、効率良くお湯を作れる省エネ給湯器です。エアコンにも使われているヒートポンプ技術を活用しています。エコキュートを導入するメリットは、電気代の節約や停電時に貯湯タンク内の水やお湯が使えること、電力の安定供給や地球温暖化防止に貢献できることなど、さまざまです。
一方で導入費用が高額になりがちだったり、設置スペースが必要だったりと気になる点もいくつかあります。しかし対策次第では気にならなくなるでしょう。また当記事で解説した選び方や導入時のポイントを意識すれば、失敗・後悔する可能性は低くなります。
さらに太陽光発電と併用すれば電気代の節約効果が高くなり、停電対策が強化されるでしょう。エコキュートや太陽光発電についてわからないことがあれば、無料相談が気軽に行える新日本エネックスへ問い合わせて不安を解消してみてください。