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日立工場見学 in 栃木
栃木県にあります日立アプライアンス栃木事業所にお邪魔し、工場を見学させていただきました。
福岡空港から羽田空港への空の旅です。
窓際は代表と見や剤営業所長の本田氏です。富士山を見ることができたのでしょうか。
約2時間ほどで羽田空港に到着しました。
今回の視察でお世話になりましたHMC東京様の観光バスです。
バスの中はこんな感じです。中間から後列が回転し向かい合いの席ができあがりました。
羽田から栃木まで約3時間ほどかかるので途中のパーキングエリアで休憩です。青田氏が本田氏にスイーツをおねだりしていました。ずるい!とおねだり便乗させていただきました(笑)
日立工場に到着し、まずは本館の方で初めは事業所の沿革をお話しいただき、敷地全体図を見させてただ来ました。
次に製品のご説明をしていただきました。ルームエアコンと当社で取扱わせていただいておりますエコキュート、そしてエコリサイクル工場についてです。
動画も合せて見させていただいたのでカタログ以上の情報を聞かせて頂いたと思います。
製品の説明を受けた後は実際に工場を見させていただきます。
工場内は安全のため防止着用が必須です。またエアコンと室外機の工場では保護メガネの着用が必須でした。
工場内は騒音が激しい箇所があるため、ガイドさんの声がしっかり聞こえるようにレシーバーを装着します。
端から端までが約1kmあるという緑に囲まれた広大な敷地に、エコキュートやエアコン等の製造工場と使用済みの製品のリサイクル工場があります。
東京ドーム約20個分だと説明していただきました。馴染みあるヤフオクドームですと約14個分に相当する広さです。
敷地内の工場間の移動は全てバスです。
最初はエアコンとエコキュートの室外機の工場を見学しました。
製缶から組立、検査、梱包まで順を追って見させていただきました。流れ作業の場所と一気に組立上げる場所、通常よりも大きな負荷をかけて製品の状態を見るテスト、様々な大型の機械など普段お目にかかれない製品が出来るまでの工程を見ることができました。目視することができない工程は内部カメラの映像や動画でご説明していただきました。エコキュートのお湯を溜めておくステンレスタンクは、腐食予防の工夫がされていたり、隙間や穴が開いていないかの検査にタンクに空気圧をかけて水に沈めるテストを行います。お客様に長く快適に使っていただくための工夫が製品内部の細かいところまでこだわって製作されていることを、実際に見て知ることができました。
最後にエコリサイクル工場を見学させていただきました。
使われなくなったエアコンやテレビ、冷蔵庫などを解体し、鉄やプラスチックなど部品を分別していく作業を、大きいものから細かいものまで機械や人の手を使って行っていました。
今はほとんど見なくなったブラウン管のテレビもまだ運ばれてくるそうです。
製品のことだけではなく、私たちの会社でも参考にできることがたくさんありました。工場内は小さい部品などがたくさんあるにもかかわらず散らかっておらず、床もとてもきれいでした。安全面だけではなく、部品組立ての場所ではムダを省くための工夫もされていたり、従業員のモチベーションアップのための制度、従業員が多いので食堂施設が2か所建てられていたり、休憩時間をずらしてゆっくりと休憩が取りやすいよう働きやすい環境にも配慮がなされていました。
工場見学が終わったころにはもう外は日が暮れて暗くなっていました。
最後に質疑応答の場を設けて頂き、さらに理解を深めさせていただきました。
貴重な体験をさせていただき、そしてたいへんご丁寧なご説明とおもてなしをしていただきありがとうございました。
この経験を活かし、お客様にエコキュートの良さを広めていこうと思います。
余談。。。
長いバス道中では、太陽光設置のお宅を見ることができました。屋根ではなく庭に架台を設置してパネルを置いているお宅も見かけました。
また、工場への道中に休憩で立ち寄った道の駅みかもにて、太陽を追いかける追尾型ソーラーを見ることが出来ました。