蓄電池の導入を検討しているなかで、スマートスターが気になっている人はいるのではないでしょうか?
スマートスターは伊藤忠商事が開発・販売している人気の蓄電池です。ポイント還元システムや初期費用0円で利用できるプランがあるなど、他社にはないような魅力があります。ただし具体的な内容を知らない人にとっては、本当に導入してもいいのか不安があるかもしれません。
今回の記事では、スマートスターの蓄電池について以下の内容を解説します。
- スマートスターについて
- スマートスター蓄電池の特徴
- スマートスター蓄電池の種類や価格
- スマートスター蓄電池のメリット・メリット
- スマートスター蓄電池で失敗しないポイント
- スマートスター蓄電池がおすすめな人
スマートスターの蓄電池を詳細に解説していますので、導入を検討している人は参考にしてみてください。
スマートスターとは?メーカーはどこ?
スマートスターは、世界に93の拠点を持つ伊藤忠商事が販売している蓄電池です。メーカー(開発)は株式会社NFブロッサムテクノロジーズになります。伊藤忠商事は1858年に創業し1949年に設立された総合商社で、金属・繊維・機械など8つの事業を展開しています。事業の一つであるエネルギー分野において蓄電池ビジネスを展開しています。
開発しているスマートスターはAIによる自動制御やポイント還元システム、停電でも電力を送電してくれる自動バックアップ機能など多彩な機能が人気です。2022年には累計出荷台数5万台を突破しており、多くの人に必要とされている蓄電池です。確かな性能や出荷台数などの実績から、人気で信頼できる蓄電池といえるでしょう。
スマートスター蓄電池の特徴
スマートスターの蓄電池の特徴は以下のとおりです。
- AIによる充放電の最適化
- 大容量・高出力・全負荷型
- 電気自動車へ充電可能
- グリッドシェアポイント
それぞれ解説します。
AIによる充放電の最適化
スマートスターには専用のAI「グリッドシェア」が搭載されています。グリッドシェアは48時間先の発電量と消費量を予測し、使用状況に合わせて最適な充放電をコントロールしてくれます。
具体的には「日・時間・曜日ごとの使用状況」をグリッドシェアが学習し、翌日の天気予報から太陽光発電の電力を予測します。そして予測した翌日の電力使用量をもとに、料金の安い深夜電力を活用してスマートスターに貯める量を決定してくれます。グリッドシェアが常に最適な充放電を行ってくれるため、節電効果に期待できるでしょう。
大容量・高出力・全負荷型
スマートスターの蓄電池は「スマートスター3」「スマートスターL」という2つのラインナップがあります。「スマートスター3」は蓄電容量が13.16kWhで出力は5.5kVA、「スマートスターL」は蓄電容量が9.8kWhで出力は3kVAです。どちらも200V対応で大容量・高出力なので、停電時の使用時間の長さや出力の高いエアコンやIHコンロなども使用できます。
また、どちらも単機能型でありながら全負荷型に対応しています。単機能型は特定負荷型の蓄電池もあるため停電時に不安が残るでしょう。全負荷型であれば突然の停電時でも家中の家電製品を安心して使用することができます。大容量で高出力、全負荷型というのは大きな魅力といえます。
電気自動車へ充電可能
スマートスター3は、200VのEV充電用コンセントが付属しています。スマートスター3に蓄電した電力を電気自動車への充電に使用することができます。太陽光発電の余剰電力を貯めておいたり、料金の安い深夜電力を活用すれば節電効果がアップするでしょう。
※電気自動車からスマートスター3への充電はできません。
グリッドシェアポイント
グリッドシェアポイントは、自宅に設置した太陽光発電によって減らした二酸化炭素の量に応じたポイントが付与される世界初のシステムです。分かりやすく言い換えれば「どれだけ自家消費したのか」で付与されるポイントです。AIが電力の自家消費量を二酸化炭素削減量に置き換えてポイントを算出してくれます。
付与されたグリッドシェアポイントは、現金やマイル、アマゾンギフト券などへ交換できます。交換するにはAmebaが提供している「.money(ドットマネー)」にマネーとしてまとめる必要があります。マネーの交換先は40種類以上あり、一例は以下のとおりです。
- 現金(銀行振込)
- アマゾンギフト券
- WAONポイント
- LINE Pay
- dポイント
- 楽天ポイント
- ANA(マイル)
- ビットキャッシュ など
エコライフを送りながらグリッドシェアポイントで、お得に買物などができます。
初期費用0円のリースプラン
スマートスターは初期費用0円で導入できる「Beeフラット」というリース型のプランがあります。太陽光パネルとスマートスターがセットになっており、15年間(180カ月)の月額利用料のみで導入できます。設置工事費はもちろん定期メンテナンス料も0円です。さらに契約期間後は蓄電池を0円で譲渡してくれます。また15年の0円長期保証(10年+延長5年)が付いているため安心です。
初期費用0円の電気使い放題プラン
スマートスターL限定で初期費用0円の「まるまるでんき」が選択できます。「太陽光パネル+蓄電池+電気使い放題(年間6,000kWhまで)」がセットになったプランです。太陽光パネルと蓄電池の費用を含み、電気使用量の上限以下であれば月額29,800円(税込32,780円)で利用できます。ただし利用には審査があることや、上限を超える超過分の使用量は料金が加算されるので注意しましょう。
スマートスター蓄電池の種類と価格
スマートスターの蓄電池の種類は以下のとおりです。
- スマートスター3
- スマートスターL
特徴・スペック・価格なども合わせてご紹介します。
最大容量を求めるなら「スマートスター3」
スマートスター3は蓄電容量が13.16kWhという大容量の蓄電池です。これだけ蓄電できれば一般家庭の電気使用量の約1.5日分を賄うことができます。また満充電までの時間が約3時間と短いため突然の停電時に備えられます。EV充電用コンセントが付属しているので、電気自動車へ充電ができるのも特徴です。また業界初のグリッドシェアポイントに対応しており、エコライフを送りながらお得なポイント生活ができるでしょう。
「スマートスター3」のスペックと価格
スマートスター3のスペックと価格は以下のとおりです。
型番 | LL5130HOS/5(50Hz用)・LL5130HOS/6(60Hz用) |
サイズ | 幅1,182mm × 高さ1,008mm × 奥行き392mm |
重量 | 約265kg(脚部込み) |
定格容量 | 13.16kWh |
定格出力 | 5.5kVA |
動作温度 | -10℃~+45℃ |
停電時の動作 | 全負荷対応 |
設置場所 | 屋外 |
希望小売価格 | 3,730,000円 |
「スマートスター3」の寿命と保証期間
スマートスター3の寿命と保証期間は以下のとおりです。
期待寿命 | 約16年 約6000サイクル |
保証期間 | 長期保証:10年(有償で5年延長あり)自然災害補償:10年 |
大容量かつスリムを求めるなら「スマートスターL」
スマートスターLは、スマートスター3よりも蓄電容量やサイズが少しスリムな蓄電池です。スリムといっても蓄電容量は9.8kWhと大容量であり、一般家庭なら約1日分の電力をまかなうことができます。全負荷対応なので停電時でも普段どおりに電気を使うことができ、200V機器に対応しているため高出力なエアコンなども安心して使えます。また「まるまるでんき」プランを利用したいなら、スマートスターLを選択しましょう。
「スマートスターL」のスペックと価格
スマートスターLのスペックと価格は以下のとおりです。
型番 | LL3098HOS |
サイズ | 幅762mm × 高さ1,145mm × 奥行き446mm |
重量 | 約195kg(脚部込み) |
定格容量 | 9.8kWh |
定格出力 | 3kVA |
動作温度 | -10℃~+45℃ |
停電時の動作 | 全負荷対応 |
設置場所 | 屋外 |
希望小売価格 | 2,930,000円 |
「スマートスターL」の寿命と保証期間
スマートスターLの寿命と保証期間は以下のとおりです。
期待寿命 | 約16年 約6000サイクル |
保証期間 | 長期保証:10年(有償で5年延長あり)自然災害補償:10年 |
スマートスターの蓄電池を導入するメリット
スマートスターの蓄電池を導入するメリットは以下のとおりです。
- 停電時でも安心
- AIで節電効果が生まれる
- 安心の長期保証がある
- 見守りサービスで迅速なトラブル対応
- 充放電をスマホで確認できる
- 初期費用を抑えて導入できる
停電時でも安心
スマートスターシリーズの蓄電池は大容量です。一般的な家庭で使用される電力量は、4人家族で13.1kWh(総務省の家計調査より)となっています。蓄電容量は9.8〜13.16kWhなので、停電時でも通常通りに生活して約1日は使用できる計算になります。あくまで4人家族の平均的な使用量であり、人数が少なくなるほど蓄電池のみでも約2日ほどは使用できるでしょう。また蓄電池は満充電まで約3時間と短いため、早期に電力を貯めることが可能です。高出力で200Vに対応しており、高出力の家電製品を安定して使用できるため安心です。就寝中に停電が起きても自動で停電モードになり蓄電池から放電してくれます。
AIで節電効果が生まれる
スマートスターにはグリッドシェアというAIが搭載されています。グリッドシェアが日々の電力使用状況や天気予報などから得た情報をもとに、48時間先の発電量や消費量を予測した最適な充放電が可能です。また天気予報をもとに予測した電力量を、料金の安い深夜電力を活用して貯めてくれる機能もあります。
グリッドシェアを活用した一例として、翌日が「休日+雨」の場合をご紹介します。休日かつ雨なので人が多く家にいて電力使用量が多いと判断して、深夜の安い電力を活用して蓄電池へ充電します。翌日は蓄電池にたくわえた安い深夜電力を活用することで、昼間の高い電力の使用を抑えることが可能です。グリッドシェアが状況に合わせた最適なコントロールをしてくれるため、今までよりも節電効果が高くなるでしょう。
安心の長期保証がある
正しい使用のもとで蓄電池やモニターに故障が起きた場合は、10年の無料保証で交換や修理を行ってくれます。また有償オプションで5年の延長保証を付けることが可能です。火災や落雷、窃盗などの被害も保証してくれる自然災害補償も10年付いているため、いざという時にも安心です。
保証以外のサポート体制も安心です。午前9時〜午後5時(元旦や特別休暇以外)の間で電話や公式サイトからの問い合わせに対応してくれます。またスマートスターの販売店は商品知識や技術力、サービスなど一定の基準を満たしていないと扱えない点も安心できるポイントです。
見守りサービスで迅速なトラブル対応
スマートスターLには「安心見守りサービス」が付いています。付属しているNTTのLTEルーターを利用して、常時インターネットと接続し状態やアラームなどを教えてくれるサービスです。「蓄電システムの容量値」や「系統の電圧や周波数」など6種類のデータを取得しています。早期の異常や故障などが分かるため迅速なトラブル対応ができるでしょう。ただし自宅にインターネット回線がない場合は利用できない点は注意しましょう。
充放電などをスマホで確認できる
専用アプリの「蓄電システムモニター」があります。ダウンロードすれば以下のような確認や操作が行なえます。
- 家庭内のエネルギー消費情報
- 太陽光の発電量
- 蓄電池の残量
- 運転モードの設定
- 充放電の設定
- 放電停止残量の設定 など
モニター以外でも手軽に確認や操作が行え、分かりやすい操作性なので利用しやすいでしょう。
初期費用を抑えて導入できる
Beeフラットを活用すれば初期費用0円で導入できます。太陽光パネルと蓄電池のセットで15年間(180カ月)のリース契約となっており、月額利用料の支払いが終われば蓄電池を0円で手に入れることができます。設置工事費やメンテナンス料、15年保証まで0円なので初期費用を抑えて導入できるでしょう。
またスマートスターLには「まるまるでんき」があります。太陽光パネルと蓄電池に加えて、年間6,000kWhまで使い放題というプランがセットになっています。電気使用量の上限を超えない範囲で月額29,800円(税込32,780円)で利用できるため、家庭の電力使用量によってはお得になるでしょう。
スマートスターの蓄電池を導入するデメリット
スマートスターの蓄電池を選ぶ際のデメリットは以下のとおりです。
- コンパクトな蓄電池は選べない
- 塩害エリアに設置できない
- AIサービスの契約は有料
それぞれ解説します。
コンパクトな蓄電池は選べない
スマートスターのラインナップには、9.8〜13.16kWhという大容量なものしかありません。電力使用量が少ない家庭では最大限に活用しきれない可能性があるため、慎重に検討する必要があるでしょう。また大容量なのでサイズも大型です。設置場所が限定される可能性があり、マンションなどの設置スペースが限られると導入できません。ただし電力使用量が少ない家庭でも状況次第(売電の活用や停電用など)では活用できるでしょう。
塩害エリアに設置できない
スマートスターシリーズは「重塩害地域(外海の海岸から約500m以内となっており、沖縄・離島の場合は1km以内)」には設置できません。また「塩害地域(内海の海岸から約500m以内、外海の海岸から約500m~1km以内、沖縄・離島の場合は海岸から約1km以内)」では、塩分を避けるために建物の影や潮風が当たらない場所に設置する必要があります。塩分を洗い流すために雨の当たる場所への設置も推奨されています。塩分で錆や腐食などが発生すれば故障の原因となり、寿命を縮めてしまう可能性があるので注意しましょう。重塩害地域や塩害地域の人は対応している蓄電池を検討してください。
AIサービスの契約は有料
グリッドシェアは月額1,200円の有料サービスです。契約期間は10年(最低2年)になる点も理解しておきましょう。10年の契約で144,000円の費用が発生します。グリッドシェアを活用することで最大限の節電効果を得られますが、状況によっては割に合わないかもしれません。これらの費用を支払ってでも利用すべきなのかを、事前のシミュレーションや販売店に質問するといいでしょう。
スマートスターの蓄電池で失敗しないためのポイント
スマートスターの蓄電池を導入して、失敗しないためのポイントは以下のとおりです。
- 現状の電気使用量などを把握する
- 蓄電池を置けるスペースを確認する
- 信頼できる業者を見つける
- 活用できる補助金を調べる
それぞれ解説します。
現状の電気使用量などを把握する
現在の電気使用量や料金などを把握することが大切です。比較対象となるデータがなければ導入後の節電効果や、電力を最大限に活用しきれるのかが分からないためです。まずは過去1年分の電気使用量や料金を把握して月平均を算出してみましょう。数ヶ月ほどの短期間では季節要因なども重なるためデータにバラつきが生じます。出た数値から導入後の月平均がどれくらいになるのかをシミュレーションして検討しましょう。
蓄電池を置けるスペースを確認する
スマートスターシリーズは2種類とも大容量でサイズが大きいため、自宅に置けるスペースがあるのかを確認してください。スペースを確認する際は蓄電池本体のみの大きさだけではなく、プラスで人がメンテナンスできるスペースの確保も必要になります。また設置工事をするにあたり、蓄電池本体を搬入する経路の確保も行わなければいけません。設置する場所によっては運転音が騒音になる可能性があることも意識しておきましょう。重量が重くなるため耐えられる場所への設置はもちろん、直射日光が当たりづらい日陰などの場所かどうかも確認してください。
信頼できる業者を見つける
スマートスターの場合は、知識・経験・サービスなど一定レベルの基準をクリアしている登録販売店であれば信頼できるでしょう。購入から設置完了、アフターフォローまで信頼できる業者を見つけることで蓄電池導入の失敗を防げます。蓄電池の販売業者によっては相場よりもかけ離れた価格を提示してきたり、サービスや工事の質が低かったりトラブルになるため注意が必要です。ただし信頼できる業者でも蓄電池の価格や工事費などに差はあるため、事前に相見積もりすることをおすすめします。
活用できる補助金を調べる
蓄電池で活用できる補助金を知っておけば初期費用を抑えて導入できます。Beeフラットなどの月額0円プランがあるものの、状況によってはお得にならない場合があるでしょう。その際は蓄電池本体を購入することになりますが、スマートスターは大容量なので価格は高額です。補助金は国や地方自治体で出していますが、時期や条件によっては活用できない可能性があります。
例えば国が実施している補助金には「令和4年度蓄電池等の分散型エネルギーリソースを活用した次世代技術構築実証事業費補助金」があります。1kWhあたり3.7万円が補助されるため、スマートスター3(13.16kWh)であれば約48万円ほどです。細かい条件があるため確認は必要ですが、こうした補助金を活用すれば初期費用を抑えられるでしょう。
スマートスターの蓄電池がおすすめな人
スマートスターの蓄電池の導入がオススメな人は以下のとおりです。
- 大容量で停電に備えたい人
- 電気自動車への充電をしたい人
- 初期費用0円で導入したい人
それぞれ解説します。
大容量で停電に備えたい人
停電時は、いつ復旧するか分からない不安があります。大容量のスマートスターであれば停電時に、平均的な使用量であれば約1〜1.5日分の電力をまかなうことが可能です。また停電時に自動で蓄電池から放電してくれるため、特に何かの操作をする手間もありません。大容量で停電時でも安心して過ごしたい人におすすめです。
電気自動車への充電をしたい人
スマートスター3にはEV充電用のコンセントが付属しているため、太陽光発電の余剰電力をスマートスターから電気自動車へ充電できます。自然エネルギーから充電できるため節電効果がアップします。またグリッドシェアを活用しても、安い深夜電力をたくわえた時に充電することで電気料金の節約が可能です。すでに電気自動車を所有している人や、将来的に電気自動車を購入する予定の人におすすめです。
初期費用0円で導入したい人
Beeフラットや「まるまるでんき」を活用すれば、蓄電池も太陽光パネルも初期費用0円で導入できます。工事費やメンテナンス料も無料です。ただし月額料金が発生するため、現状の電気使用量などのデータからシミュレーションを行って節電効果があるのかを検証しましょう。契約後は蓄電池は無償で手に入りますし、月々の料金がお得になるのであれば検討する余地はあります。手元に資金を残しながら初期費用を抑えて導入したい人におすすめです。
まとめ
スマートスターシリーズは伊藤忠商事が開発・販売している蓄電池です。グリッドシェアを活用した最適な電力活用のほかに、初期費用0円で導入できるBeeフラットや世界初のグリッドシェアポイントなど他社にはない魅力が多いのが特徴です。大容量で高出力、全負荷型なので停電時でも安心して家電製品を使うことができます。EVへの充電やスマホから各種確認や設定も行える利便性もあります。
導入を検討する際は、公式サイトから一定基準のレベルを認定された登録販売店が探せるため安心です。また自然災害補償と通常の無料保証が10年付いており、見守りサービスなども含めてトラブル対応も万全です。大容量で他社にはない魅力がつまった賢い蓄電池を求めるのであれば、スマートスターシリーズを検討してみてはいかがでしょうか。
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