最近、新電力の値上げや供給停止などのニュースを見て「新電力って今やばくない?」と思われている方々も多いと思います。
こちらの記事では
- そもそも新電力とは?
- 新電力がやばいと言われる6つの理由
- 電力会社の選び方
を事例と共に解説していきます!
最後まで読んでいただきまして電力会社選びの参考にしてください!
新電力とは新規参入の小売り電気事業者のこと
そもそも新電力とは何かご存じではない方もおられると思います。
簡潔にいうと新電力は販売のみを行う電気事業者のことです。
ほとんどの新電力では電気を作ったり、電気を家庭まで供給を自前の設備ですることはありません。
(新電力のなかには電気を作る会社もいます)
例えるならば服のセレクトショップのようなイメージです。
大手電力会社には家庭で電気が使えるようになるまで以下の3つの部門を経由しております
- 発電部門(電気を作る部門)
- 送配電部門(電気を送る部門)
- 小売部門(電気を販売する部門)
上記の1~3番目までを今まで大手電力会社が全てやっておりましたが
2016年から3番目の小売り部門がどの企業でも参加出来るようになりました。これを「電力の小売全面自由化」といいます。
その自由化によって参入してきた電力会社が総じて新電力と呼ばれております。
新電力の多くは市場取引や発電会社から電気を購入して大手電力会社が所有している送配電網を借りて供給しておりますので電気の質が変わることはほとんどありません。
2023年1月現在では新電力2割が事業停止
主に燃料費高騰の影響を受けて、現在では新電力146社が事業停止や倒産などに追い込まれている状況にあります。
また大手東北電力と東京ガスが折半出資する新電力も既に破産申請を行っているなど、かなり影響は大きいです。
引用元:日経新聞 新電力2割が事業停止、東北電力系も破産申請 燃料高で
新電力は今やばい!
新電力がやばいと言われている理由はいくつかありますので以下にて事例を含めて5つの理由と共に解説をしていきます!
電気料金の値上げ
燃料費調整額の上昇や再エネ賦課金の上昇等多くの理由によって電気料金の値上げが行われておりますが、これは大手電力会社も同じです。
「2023年最新版」電気料金値上げ!気付かないうちに損をする!?
ただし、新電力の中には市場連動型プランを採用している会社があります。
市場連動型プランは電気の市場価格によって変動します。
市場価格は電気の需要と供給の状況によって価格が変動しますので直接的に影響を受けやすいのが特徴です。
実際に電気料金が数倍になったご家庭もございます。
一般的な使った分だけ一定額の料金が発生する従来のプランとは別に市場価格が直接反映されるプランは値上げ幅に上限がないところもありますのでやばいと言われている理由になります。
【2022年最新】市場連動型プランは電気代が高騰しやすい?メリットやリスクを解説
新電力会社の倒産
電気料金の値上げが原因で2022年4月時点で直近1年で撤退した新電力会社は累計31社、またそのうち倒産をしたのは過去最高の14社にものぼります。
電気を仕入れて販売を行っても採算が合わなくなり倒産、撤退をするケースが相次いでおりこのような新電力関連のネガティブなニュースが最近では多く報道をされておりますのでやばいというイメージがついたのかもしれません。
新電力の倒産、過去最多の14件が発生 過去1年で累計31社が事業撤退
~ 調達価格の高騰が打撃 供給1メガワット当たりの販売利益は9割超減 ~
引用:帝国データバンク
電気の供給停止
新電力が撤退することにより新電力からご家庭様に供給をされていた電気は供給停止されます、ただしこれは突然電気が停止されるわけではありません。
基本的に撤退をする前に利用者に周知があり、そこから利用者の方は供給停止期日までに再度契約先を探すことになります。
期日までに再契約先が見つからない場合は各地域の電力会社から新規契約先が見つかるまで電気が供給されますが、これはあくまで一定期間ですので何もしなれければ供給停止になる可能性があります
新電力・ナンワエナジー、家庭向けも供給停止 6月末で 世界的な燃料価格高騰受け
引用:南日本新聞
料金トラブル
市場連動型プランのことをよく知らずに契約をしたご家庭様からはこんなに電気代が上がるなんて知らなかった等の声が上がったり、法人で契約をしている企業の場合は月の電気代が上昇して経営が難しくなるなどのトラブルも発生しております。
また新電力の中には違約金を設けている会社もありますのでそれを知らずに契約をすることによりトラブルにつながる場合もあります
新電力、電気代4倍に…経営者「廃業しかない」 燃料価格高騰背景、切り替え先見つからず
引用:ヤフーニュース
よくある間違った情報も原因
新電力がやばいと言われる理由には電気代上昇、供給停止、料金トラブル等あるものの中には間違った情報が拡散されているケースも多々あります。
例えば
- 新電力に変えると停電するようになる、電気の質が落ちる
- 新電力から大手電力会社に契約を戻すことはできない
- 工事が必要でその間は電気が使えない
- メーターを切り替えるのに工事代が必要 etc
これらの情報は間違っており、それを信じた方の中で新電力はやばいという認知になっているケースも実際にあります。
このような情報を解決するページが経済産業省資源エネルギー庁にありますので新電力が気になっている方は確認をするとよいでしょう。
引用:経済産業省エネルギー庁
お得になる新電力会社の選び方と2つの注意点!
ここまで新電力会社がやばいと言われる理由を実例とともに解説しましたが、多くの新電力はちゃんと選ぶことによりメリットになる場合が多数です。間違った情報や悪徳な新電力もなかにはありますが自らがちゃんと選択をすることが大切になります。
以下では電気料金がお得になる新電力会社の選び方と2つの注意点を記載しております!
携帯会社、通信会社のプランに合わせる
よくある新電力会社の選び方として今利用している携帯会社、通信会社の新電力に契約をする方法があります。
これには携帯会社、通信会社に電気料金などの支払先を1つにまとめることができる、ポイントがたまる、家族内で同じ通信キャリアを利用していたら更にお得などのメリットがあります。また携帯ショップでも新規受付をしている場合もありますので気軽に相談できるのも選ばれるポイントでしょう。
0円ソーラーの新電力で太陽発電パネルも貰える!
新日本エネックスが紹介している新電力プランには一切の費用負担がなく0円でソーラーパネルがもらえるプランがあります。
これは一定期間ソーラーパネルから発生する売電収入を新電力会社が受けとり、契約期間終了後に設置している付属品含むパネルを無料で譲渡されます。
譲渡後はもちろん太陽光発電の恩恵を受けることができますので新築で建てたけど今は支払うお金がない場合でも設備投資の必要がなくつけれます!
また電気プランも大手電力会社に比べると安くなるケースもありますので太陽光パネルを0円で欲しい!電気代を安くしたい!の要望があるご家庭様は以下からお問い合わせください!
0円ソーラーお問い合わせ
必ず料金プランを確認する!
電気料金プランの詳細を知らずに契約をして損をした、料金トラブルになった。などにならないように
必ず新電力を選ぶ際は新電力会社の電気料金シミュレーションなどを使って今の電気料金からどのくらい安くなるかを確認すると良いでしょう。
また、中には利用条件などもある場合があります
契約してからはすぐにプラン変更できない場合や手間がかかる場合などもありますので
わからないことがあれば必ず事前に確認することをオススメします。
電気の使用量を必ず把握する!
今の電気料金や使用している電気量を知らない場合は、新電力会社に乗り換えてもどのくらい安くなったかわからなかったり、気づかないうちに電気料金が上がっていた、なども起こりえます。
また電気の使い方を見直して生涯支払っていく電気代について知ることが出来るいい機会になりますので把握することをオススメします。
既に新電力とご契約をされている方はプランの見直しを行うようにしてください
今既に新電力とご契約をされている方は料金の値上げ、料金プランの廃止などがないかご確認することをオススメ致します。また市場連動プランになっていないかなども確認をして再度料期シミュレーションを行い生活にあった電力会社を選びましょう!
まとめ 新電力のメリットデメリットを理解してお得に生活をしましょう!
本記事では新電力会社がやばいと言われている理由をまとめて解説しましたが、利用者が正しく選択することにより今よりお得に生活ができます。
新日本エネックスでは新電力を利用した0円ソーラープランにより、生涯ローンともいわれる電気代を太陽光パネルと新電力プランの2つで削減できることができます!ご家庭様によって削減幅は異なりますのでぜひお問い合わせください!(削減されないご家庭様もございます)