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電気温水器とは?エコキュートとの違い、仕組みやメリットを解説【初心者向け】

2023.01.05

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▼ 目次

「ガス給湯器から電気温水器に変えようかな?」

「でも電気温水器の仕組みってどうなってるんだろう?そもそもガス給湯器と何が違うのかな?」

上記のように、ご家庭の給湯器を交換する際に、ガス給湯器から電気温水器に変えるべきか悩んではいないでしょうか?

給湯器はお湯を沸かすのに非常に重要な設備なので、しっかりとメリットやデメリットを理解した上で選ばなければいけません。

ということで本記事では、

  • 電気温水器の仕組み
  • 電気温水器の種類やタイプ
  • 電気温水器のメリット・デメリット
  • 電気温水器よりも光熱費を安くできる給湯器

上記について解説していきます。

この記事を読めば、電気温水器の仕組みや種類について知ることができ、どうすれば毎月の光熱費を今よりも安く抑えられるのか分かるので、ぜひお付き合いください。

電気温水器とは?仕組みを解説

引用:電気給湯器について解説|EVDAYS

まずは、電気温水器がどのような仕組みの給湯器かを解説していきます。

電気温水器は、内部の電熱ヒーターにより、水を電気の力で温める給湯器です。

ガス給湯器と違い、一酸化炭素中毒や不完全燃焼などのリスクもなく、二酸化炭素や臭いも発生しないので、電気温水器は環境にも優しい給湯器とも言えます。

ただ、最近では同じ電気給湯器である「エコキュート」の方が電気効率の面で優れており、電気給湯器を導入する家庭が減ってきているのが現状です。

電気給湯器とエコキュートの詳しい比較は後ほど紹介します。

電気温水器の種類

電気温水器にはいくつか種類があるので、それぞれ解説していきます。

主な種類は以下の通りです。

  • 瞬間式の電気温水器
  • 貯湯式の電気温水器

瞬間式の電気温水器

瞬間式の電気温水器は、水が電気温水器を通過するときに、瞬間的にお湯を沸かすものです。

そのため、必要な時に必要な分だけお湯を沸かして、そのまま使うことができます。

貯湯式の電気温水器と違い、貯湯タンクを必要としないので、設置スペースを確保できない場合や湯ぎれを起こしたくない場合に設置されます。

事務所の給湯室やスーパーマーケット、飲食店などの大規模な電気設備容量を用意できる特定の場所や建物が、主な使用場所です。

貯湯式の電気温水器

一方で貯湯式の電気温水器は、タンクに貯めた水を事前に電熱ヒーターで沸かしておく仕組みです。

そのため、貯湯タンクは常にお湯が保温されている状態で、使いたい時にすぐにお湯を使うことができます。

例えるなら、大きな電気ポットをイメージすると分かりやすいでしょう。

こちらは、毎日一定量のお湯を使う場合に適しており、使いすぎると湯ぎれを起こす欠点もあります。

深夜電力が安い電力プランに加入して、電気代の安い時間帯にお湯を沸かすことでご家庭の高熱を削減できるので、主に一般的な家庭で使われるのは、この貯湯式の電気温水器です。

電気温水器のタイプ

ここからは電気温水器のタイプについて紹介します。

主な電気温水器のタイプは以下の3種類です。

  • フルオートタイプの電気温水器
  • オートタイプの電気温水器
  • 給湯専用の電気温水器

基本的に上から下に行くほど、機能が制限される代わりに費用が安くなる傾向があります。

フルオートタイプの電気温水器

まずは、フルオートタイプの電気温水器です。

フルオートタイプの電気温水器は

  • お湯はり
  • 保温
  • 追い焚き
  • 足し湯

上記の機能を自動で行ってくれるのが特徴になっています。

フルオートタイプの電気温水器は、お湯の温度や湯量を気にしなくてもいいように快適な機能がそろっており、少しでも時間を節約したい方に向けたものです。

家事をする暇がないほど忙しい方にはピッタリかもしれません。

オートタイプの電気温水器

オートタイプの電気温水器の特徴は、湯はりから停止までを自動で行ってくれることです。

フルオートとは違い、保温や追い焚き、足し湯ができませんが、その代わりに機能のシンプルさゆえに故障しにくい点や費用が安いというメリットもあります。

お湯をはったらすぐに入るような家庭で、最低限の機能さえあればいいのであればコストパフォーマンス的に優れていると言えるでしょう。

給湯専用の電気温水器

給湯専用の電気温水器の機能は、お湯はりを行うだけとシンプルなものになっています。

そのため、保温や足し湯といった機能で必要になる電気を使わないので、ランニングコスト的にもっとも優れており、また故障にも強いメリットがあります。

色々な機能を付けた結果、電気代が思ったよりも安くならないのであれば、何のために電気温水器にするか分からないので、最低限の機能で問題ない方にはもっともオススメできるライプです。

電気温水器のメリット

では、給湯器を電気温水器にする具体的なメリットについて解説します。

主なメリットは以下の通りです。

  • 光熱費を安くできる
  • 非常時の水源になる
  • ガスや火を使わないので安心・安全

光熱費を安くできる

まず1つ目のメリットとして、光熱費を安くできることです。

ガス給湯器から電気温水器に変更し、さらにガスコンロもIHコンロにするとガス代の基本料金がなくなり、結果として毎月の光熱費を今よりも抑えられます。

ただ、「光熱費を安くする」という点に注目するのなら、最近ではエコキュートの方がランニングコスト的に優秀であり、電気温水器の需要は下がっているのが現状です。

電気温水器とエコキュートの詳しい比較は後ほど解説します。

非常時の水源になる

電気温水器の2つ目のメリットは、非常時の水源になることです。

ご家庭で使用する電気温水器は基本的に貯湯式で、常にタンクの中に水が入っています。

そのため、自然災害等で急に断水になった時でも、タンクから水を取り出して使用できます。

ガスや火を使わないので安全

電気温水器の3つ目のメリットは、ガスや火を使わないので安全であることです。

ガス給湯器でよくある事故として、不完全燃焼による一酸化炭素中毒、また老朽化によるガス漏れからガス爆発などが挙げられます。

電気温水器でも貯湯タンクの爆発事故などの報告はありますが、ガス給湯器に比べると非常に少ないため、安全であると言えるでしょう。

電気温水器のデメリット

では、電気温水器のメリットの次はデメリットについて紹介していきます。

主なデメリットは以下の通りです。

  • 貯湯式だと湯ぎれの心配がある
  • 設置スペースを確保する必要がある
  • ガス給湯器に比べて導入コストが高い
  • エコキュートに比べるとランニングコストが高い

貯湯式だと湯ぎれの心配がある

電気温水器のデメリットの1つ目は、湯切れの心配があることです。

一般的なご家庭であれば、貯湯式の電気温水器を使用します。

貯湯式では、毎日決められた時間にお湯をタンク内に沸かしておく仕組みになっているので、使いすぎると急にお湯が出なくなってしまいます。

ですから、親戚や友人が急に家に泊まりに来るときなどに、お風呂のお湯が足りずに困ってしまう危険性があるでしょう。

設置スペースを確保する必要がある

電気温水器の2つ目のデメリットは、設置スペースを確保する必要があることです。

貯湯式の電気温水器であれば、お湯を貯めるための貯湯タンクを設置する必要があるため、どうしてもある程度の設置スペースを確保しなければいけません。

そのため、ご自宅の周囲に空きスペースがないと、電気温水器の導入で苦戦する可能性があります。

電気温水器を設置するために必要なスペースの、具体的な広さは選ぶ製品によって違うので以下のサイトを参考にしてみてください。

>>電気温水器・製品ラインナップ|三菱電機

ガス給湯器に比べて導入コストが高い

電気温水器の3つ目のデメリットは、ガス給湯器に比べて導入コストが高いことです。

それぞれの製品や工事内容によっても、導入費用は大きく変わりますが、一般的な目安としての導入コストは以下のようになります。

本体価格+工事費
ガス給湯器11万円〜24万円
電気温水器22万円〜44万円

上記の表のように、ガス給湯器に比べると電気温水器の本体価格と工事費を合わせた初期費用は高額になります。

ただ、オール電化にすることで毎月のガス代の基本料金を削減でき、さらに深夜電力の安い電力プランに加入して、深夜にお湯を沸かすなどの節電対策をすれば、ランニングコストの面ではガス給湯器よりも費用を抑えられるでしょう。

エコキュートに比べるとランニングコストが高い

電気温水器のデメリットの4つ目は、エコキュートに比べるとランニングコストが高いことです。

電気温水器とエコキュートは、どちらも電気給湯器という枠の中にあり、それぞれに通う部分も多くあります。

しかし、導入した後の光熱費では、エコキュートの方が圧倒的に安く、最近では電気温水器よりもエコキュートとオール電化を組み合わせるご家庭が多いです。

電気温水器は光熱費を安くするのに最適なのか?

ガス給湯器に比べると、電気温水器は光熱費のランニングコストを安く抑えられます。

しかし、毎月の「光熱費を安くする」のであれば、電気温水器よりも「エコキュート」の方が優秀です。

では、電気温水器とエコキュートの2つが具体的にどう違うのか比較していきます。

電気温水器とエコキュートの比較

参考:エコキュートへの入替事例|エラー解決隊

上記の画像のように、電気温水器とエコキュートの光熱費の比較を見ると、エコキュートの光熱費が圧倒的に安いことがわかると思います。

基本的には、電気温水器よりもエコキュートの方がオススメなのですが、一つだけ注意点があります。

それは、初期費用です。

初期費用(本体価格+工事費)
電気温水器22万円〜44万円
エコキュート20万円〜70万円

エコキュートは、最低限の機能のみを搭載したものから、様々な役立つ機能を追加したものまで、各メーカーによって性能に大きく幅があります。

そのため、便利さと快適さを追求すればするほど、エコキュートの値段は高くなるわけです。

エコキュートを導入したいけれど初期費用の面で不安がある、という方は補助金を申請しましょう。

下記の記事でエコキュートの補助金について解説しているので参考にしてみてください。

>>エコキュートの補助金はある?注意点も解説

電気温水器を買うならエコキュートを選んだ方がお得!

電気温水器は、ガス給湯器と比べて以下のようなメリットがあります。

  • 光熱費を安くできる
  • 非常時の水源になる
  • ガスや火を使わないので安心・安全

上記のように、光熱費も抑えられて、非常時にも活躍し、さらには安全性までガス給湯器よりも優れています。

そして、電気温水器よりもさらに光熱費を安くできるのがエコキュートです。

最近では、電気温水器よりもエコキュートを導入する家庭が増えています。

これから、ガス給湯器から電気温水器に変えようかと思っている方は、エコキュートも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

当社新日本エネックスでは、エコキュートをはじめとした様々な省エネ設備の豊富な施工実績を持っています。

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