「エコキュートを買い替えるときに利用できる補助金があるらしい…。」
「でも、どうやって調べればいいか分からない!」
上記のような悩みをお持ちではないでしょうか。
エコキュートは本体価格が高く、できれば補助金を活用して費用を抑えたいものです。
しかし、補助金についての情報はネットを探しても意外と見つけるのが難しく、また公募ページも専門用語が多くて分かりにくい…。
そこで本記事では、
- 住んでいる地域でエコキュートの補助金があるか調べる方法
- 補助金を申請する条件の一例
- 補助金を申請する流れや方法
- 実際に公募されている補助金の一例
- 補助金を申請するときの注意点
上記のようなことを解説していきます。
これからエコキュートを買い替えようとする方は、ぜひ参考にしてみてください。
エコキュートを買い替えるときの補助金はあるのか?
2023年1月現在、国からのエコキュートに対する補助金はありません。
しかし、お住まいの地方自治体から補助金が出ている可能性があります。
エコキュートそのものに対する補助金ではなく、省エネに関連したものを対象としているため、一見するとエコキュートが対象になっているか分かりにくい補助金が多いので注意が必要です。
エコキュート関連の補助金があるか調べる方法
では、住んでいる地域の自治体で補助金が出るのかどうかを調べる方法を紹介していきます。
まずは、以下の3つを試してみてください。
- 自治体のホームページで確認する
- 電話して直接確かめる
- 業者に相談する
自治体のホームページを確認する
まずは自治体のホームページで確認してみましょう。
「エコキュート 補助金 〇〇(お住まいの地域)」
上記のように検索してみると、自治体の公募ページなどが検索結果に出てくる可能性があります。
ただ、補助金名が特殊で一見するとエコキュートが対象になるか分かりにくいこともあるので、次に紹介する方法も試してみるといいでしょう。
電話して直接確かめる
次に電話して直接確かめるのも手っ取り早いです。
エコキュート関連の補助金は、自治体の環境課が担当している場合が多いので、そこに連絡してみるといいでしょう。
早く連絡が欲しい場合はメールではなく、電話連絡をおすすめします。
業者に相談する
お住まいの地域での施工実績が豊富な業者に相談してみるのもいいかもしれません。
業者であれば、常に補助金についての最新情報を確認しているので、自身で探す手間を省けます。
また、補助金の申請に不安があるのであれば、申請を代行してくれる業者も存在するので活用してみましょう。
エコキュートの補助金を受給できる条件
エコキュートの補助金を受給できる条件については、各補助金によって色々と違いがあります。
ここでは、過去の補助金での条件をもとによくあるものを紹介していくので、自身が申請するときの参考にしてみてください。
まずは、エコキュート本体についての条件の一例としては以下のようなものがあります。
- 中古ではなく新品の製品である
- 海に近い地域なら耐塩害仕様である
- 寒冷地であれば寒冷地仕様である
- 年間給湯率が自治体の基準を超えている
そして、申請者本人の条件の一例は以下のようなものです。
- エコキュートを設置する住所が、申請する自治体である
- 市町村税や国民健康保険の納税漏れがないこと
- 過去にエコキュート関連の補助金を利用していないこと
- 反社会的組織に属していないこと
上記のような条件は、あくまで一例で実際には違う場合も多いので、申請する前によく確認しておきましょう。
エコキュートの補助金を申請する方法・流れ
では、エコキュートを買い替えるときの補助金を申請する方法や流れについて解説していきます。
難しそうに思えるかもしれませんが、手順通りにやればそこまで苦労しないのでご安心ください。
補助金が支給されるまでの流れ
エコキュートの補助金を申請してから、実際に支給されるまでの大まかな流れは以下を参考にイメージしてみてください。
- 住んでいる自治体でエコキュート関連の補助金があるか確認する
- 補助金の申請に必要な書類を用意する
- 承認されたあとで、工事を実施してもらう
- 工事完了後、自治体に報告する
- 自治体による工事内容の審査を受ける
- 承認されたら補助金が振り込まれて終了
基本的には上記のような流れで補助金が申請されます。
申請するときの不明な点があれば、自治体の担当部署に相談するようにすれば申請もスムーズにいくでしょう。
申請に必要な書類の一例
エコキュートの補助金の申請で必要になる書類を紹介していきます。
- 業者による見積もり書、契約書
- 設置予定のエコキュートの仕様書、カタログ
- エコキュートを設置する予定場所の見取り図
- 申請者本人の住民票、本人確認書類(運転免許証など)
- 市町村税を滞納していない証明書類(納税証明書など)
上記は、あくまで一例なので実際は異なる可能性もあります。
そして、申請には時間もかかるので余裕をもって行動するようにしましょう。
エコキュートを買い替えるときの補助金の例
エコキュートの補助金がどのように公募されているか気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、各自治体の補助金をいくつか紹介するので参考にしてみてください。
市町村名 | 補助金名 | 補助金額 |
北海道 小樽市 | 住宅エコリフォーム助成制度 | 対象経費の1/10上限金額30万円 |
埼玉県 久喜市 | 住宅用エネルギーシステム設置費補助金 | 2万円 |
兵庫県 西脇氏 | 省エネ創エネ設備等導入促進事業 | 4.5万円 |
岩手県 遠野市 | スマートエコライフ促進事業 | 3万円 |
山梨県 都留市 | 自立型再生可能エネルギー設備普及促進事業補助金 | 2万円 |
岡山県 岡山市 | 住宅用スマートエネルギー導入促進補助事業 | 補助対象機器により補助額は異なり、上限2万円~15万円を補助 |
福岡県 朝倉市 | 住宅リフォーム補助金 | 工事費用の10%(上限30万円) |
上記の補助金は、2022年11月現在すでに公募を打ち切っているのも含まれています。
最近では、省エネ関連機器の導入費用も安くなってきているので、それに伴い補助金の額も減少傾向です。
また、他の省エネ関連機器(太陽光発電など)も同時に導入することで、さらに補助金をもらえるようになる場合が多いので検討してみてもいいかもしれません。
エコキュートの補助金を申請するときの注意点
エコキュートの補助金を申請するときに、特に注意して欲しいことを解説します。
補助金で思わぬ失敗をしないために参考にしてください。
- 支給条件をよく確認する
- 申請しても確実に支給されるわけではない
- 施工業者に相談するときに補助金について伝えておく
支給条件をよく確認する
国や自治体からの補助金は申請方法が複雑で分かりにくいケースが多いです。
そして、提出書類に不備があると、それだけで支給対象から外されてしまうこともあります。
申請方法・条件は各自治体によって変わるので、実際に担当者と話した上で、不明点などがないようにしておきましょう。
申請しても確実に支給されるわけではない
エコキュートに限らず、国や自治体からの補助金は申請すれば必ずもらえるというわけではありません。
補助金によって、それぞれ支給上限があらかじめ決まっており、支給される人数に限りがあるケースが多いです。
よくあるのが、
- 申請した人に先着順で支給
- 定められた期間内で申請した人の中で抽選
上記のようになっているものです。
特に先着順だと、応募しようと思っても既に公募が締め切られている可能性があるので注意しましょう。
施工業者に相談するときに補助金について伝えておく
エコキュートの補助金を申請するときには、施工業者にあらかじめ補助金を使う予定の旨を伝えておきましょう。
事前に補助金について伝えておくことで、必要書類などについてサポートしてもらえるかもしれません。
また、補助金を最大限に活用するためのプランを提案してくれる可能性もあります。
エコキュートの補助金を申請するなら信頼できる業者に相談しましょう
ここまで解説してきたように、エコキュートの補助金は申請方法が複雑であったり、どの補助金が対象かも分かりにくいです。
日々の多忙な仕事の合間で補助金の申請について、1から学ぶのは非常に労力が必要になります。
ですから、信頼できる施工業者に相談して、補助金についての情報を効率よく集めるのが一番です。
施工業者を選ぶときは必ず複数の見積もりを比較検討することで、自身に最適な提案を選べるでしょう。
新日本エネックスでは、エコキュートを含めた多くの施工実績を持っています。
「エコキュートを買い替えたいけど、補助金について調べる時間がない…。」
「申請方法や条件がよく分からない…。」
というような状況であれば、まずは新日本エネックスにご相談ください。