地震や落雷、事故などによる停電に対して、どんな対策をするのが効果的なのかが気になる人はいるのではないでしょうか?
結論をいえば、停電時でも日常どおりの生活ができる太陽光発電や蓄電池の導入がおすすめです。ただし、さまざまな機種が出ており、どんなポイントに気を付けて選べばいいのか分からないかもしれません。
今回の記事は、停電と対策に有効な太陽光発電と蓄電池について以下の内容を解説します。
- 停電が起きる5つの理由
- 大規模な停電が起きた事例
- 身近に起きている停電事例
- 簡単な停電対策
- 太陽光発電や蓄電池がおすすめな理由
- 導入する際のポイント
- おすすめの太陽光発電、蓄電池メーカー
停電時でも安心して過ごせる最適解を詳細に解説しているので、検討している人は参考にしてみてください。
停電が起きる5つの原因
そもそも停電は、どんな原因で起こるのでしょうか。停電が起きる原因は主に以下の5つです。
- 電気の使いすぎ
- 計画停電
- 獣や鳥による被害
- 事故
- 自然災害
それぞれ解説します。
電気の使い過ぎ
電気の使いすぎ(契約プラン以上に消費)でブレーカーは落ちます。例えばエアコンやIHクッキングヒーターなどの消費電力が高い電化製品を同時に使用して、契約プラン以上の電気を使えば落ちやすくなります。契約プランが50Aアンペアであれば「家全体で5000W(10Aあたり1000W)まで」使用することが可能です。何度もブレーカーが落ちる場合は、何の家電製品を同時使用している時なのかを確認しておきましょう。特に家族が多い家庭の場合は、同時使用する家電製品が多くなるため意識していてもブレーカーが落ちてしまうかもしれません。その場合は、より多く使える電気料金プランを検討しましょう。ただし多くの電気が使用できる分は電気料金が高くなるため、お得に対策したい場合は後述する「太陽光発電と蓄電池がおすすめな理由」を参考にしてみてください。
計画停電
計画停電は天候や大規模な災害、事故などの原因で、電力の需要に対して供給が上回ると予想された際に行われる計画的な停電です。事前に計画して停電することで、より大規模な停電を防ぐ目的で実施されます。計画停電の場合は事前に地域や日時を周知してくれるため、いきなり停電する訳ではありません。
ネズミ・鳥・ヘビなどによる被害
停電の原因は自然災害や人的被害以外に、ネズミや鳥、ヘビなどの被害もあります。一番多い事例は、ネズミがケーブルをかじって露出部分が地面と接触する地絡事故です。別の事例としてはカラスやハトは電柱に巣を作ることがあり、材料に針金などを使うため短絡事故(通常よりも大きな電流が流れ電線などが破損する事故)を起こす可能性があります。またヘビが電柱に登ったり配電盤などに侵入して、端子類に接触することでも起こります。
事故
停電は人が起こす事故やミスによっても起こります。交通事故によって電柱が倒れて電線が切れてしまうと停電になります。またクレーン車などを使用中に接触して電線を切ってしまうなどの事故による停電もあります。また海外で有名な停電事故は、1977年に起きたニューヨーク大停電です。落雷がきっかけではあったものの、その後の施設職員による操作ミスでシステムをシャットダウンしてしまい、総被害は約3億ドル(約330億円)といわれています。
自然災害
身近な停電の原因と言えば地震や台風などの自然災害です。電柱に風や物が当たることで倒れてしまい、電線が切れて停電になります。また雷が電柱や電線に落ちてしまい、電線や変圧器などの設備を破損させて起こることもあります。こうした自然災害のうち地震だけは予測が難しいものの、天候による停電は天気予報で予測できます。天候による停電対策は、後ほど紹介する電気を作れて貯められる太陽光発電や蓄電池の活用がお得で安心です。
近年で大規模な停電が起きた事例
停電は小規模なものから大規模なものまで起きています。どんな状況だったのかを踏まえながら、近年で起きた大規模な停電について解説します。
2006年8月首都圏停電
1978年に起きた首都圏大停電(約280万軒)の次に大きな影響を与えたのが、2006年8月の首都圏停電(約139.1万軒)です。被害地域は、東京都区部、神奈川県横浜市北部、川崎市西部、千葉県浦安市、市川市一部に及びました。停電の原因はクレーン船がクレーンブームを起こしたまま、千葉県浦安市と東京都江戸川区の境界付近を航行し鉄塔間の電線を切断した人災によって起きたものでした。大手会社が夏期休業している平日で通常よりも電力需要が少ない状況だったため、約3時間後には全面復旧しました。
2011年東日本大震災
2011年3月11日に発生した未曾有の大地震と津波により大停電が起きました。地震発生後から2時間で青森・秋田・岩手の全域、山形・宮城のほぼ全域、福島県の一部で約440万軒の停電が起きており、約3ヶ月間続きました。また東京電力管内でも4日間にわたって約400万軒が停電しています。複数の発電所がストップした影響で大規模停電につながる恐れがあったため、電力需要の抑制、発電設備の復旧、被災していない電力会社からの融通、計画停電などで対応しました。
2016年4月熊本地震
2016年4月14日に熊本・大分で発生した地震では、前震の後に最大1万6000軒、本震の後に最大47万6600軒が停電しました。地震発生から4日後の20日には復旧が困難な場所を除いて、停電が解消されました。
平成30年北海道東部地震
平成30年9月6日に発生した北海道胆振東部地震では、道内で使用される半分以上の電気を供給していた苫東厚真発電所のボイラー管が破損した影響で、道内のほぼ全域(約295万軒)で停電するという初めてのブラックアウトが発生しました。復旧に向けて計画停電が実施され、約2日でほとんどの停電が復旧しています。
平成30年台風第21号
平成30年9月4日に上陸した台風21号の影響により、北海道や関西地方で停電が発生しました。記録的な暴風となったこの台風は、全国の合計100の観測地点で観測史上最大の風速を更新するほどでした。暴風の影響で電柱の倒壊や飛んできた物による変圧器の破損などが原因で、関西地方(兵庫・大阪・京都・滋賀・福井・奈良・和歌山・三重)を中心に約225万軒の停電が起こりました。家屋倒壊や土砂崩れなどの影響や倒壊した電柱の数が多かったことで2日後でも31万6000軒の停電が発生しており、完全復旧したのは16日後の20日でした。
令和元年房総半島台風
令和元年9月9日に上陸した台風15号は、観測史上最大ともいわれるほど勢力が強いものでした。関東地方を中心に大きな被害を出した災害です。暴風などの影響で千葉と神奈川を中心に送電塔2本と合計約2000本の電柱が倒壊したため、約93万軒が停電しました。想定を超える被害が起きていたため、完全復旧させるまでに2週間以上の時間を要した停電でした。
実は身近に起きている停電
大規模な停電以外にも小規模な停電が頻繁に起きていることはご存知でしょうか。ここでは身近に起きている停電を3件ご紹介します。
地域で起きている長時間停電3つの事例
【千葉県富里市の事例】
停電発生日時 | 2022年10月21日 12時20分 |
停電復旧日時 | 2022年10月21日 18時58分 |
停電件数 | 約20軒 |
停電原因 | 電力会社の設備トラブル |
【千葉県鴨川市・富津市の事例】
停電発生日時 | 2022年10月8日 5時46分 |
停電復旧日時 | 2022年10月8日 16時31分 |
停電件数 | 約70軒 |
停電原因 | 電力会社設備への樹木などの接触 |
【東京都世田谷区の事例】
停電発生日時 | 2022年10月5日 14時16分 |
停電復旧日時 | 2022年10月6日 4時44分 |
停電件数 | 約760軒 |
停電原因 | 電力会社設備への車両衝突 |
今回ご紹介した事例は6時間以上の停電になります。電力会社のトラブルや外的要因で停電は頻繁に起こることが分かって頂けたでしょうか。停電は身近なものであり、いつ起きるか分からないため備えは大切です。
今からできる簡単な停電対策
すぐにできる停電対策は以下のとおりです。
- 懐中電灯などの防災グッズを用意しておく
- 電池やバッテリー式の冷暖房設備を準備しておく
- 大容量モバイルバッテリーを用意しておく
- 停電が起きたらすぐにブレーカーを落とす
それぞれ解説します。
懐中電灯などの防災グッズを用意しておく
停電時に備えて用意しておきたいグッズは以下のとおりです。
- 懐中電灯:暗いところでも安心
- 防災ラジオ:停電情報が聞ける
- 最低3日分の水や非常食:ライフラインは3日ほどで復旧することが多い
- スマートフォン:情報のチェックや連絡を取れる
- 電池類:電池式のグッズを使用できる
- 冬場は防寒着:停電で動かない暖房器具に対する防寒対策
大規模な停電でなければ上記のグッズがあれば大丈夫でしょう。ただし、停電になる原因(地震や火災など被害が大きくなるもの)によっては、さらに用意しておくべき防災グッズがあるためチェックしておきましょう。
バッテリー式の冷暖房設備を準備しておく
夏場の暑い時期や冬場の寒い時期に停電が発生すれば、温度対策が必要になります。電気で動くエアコンや石油ストーブなどは使用できないため、バッテリー式で動かせる冷暖房器具を準備しておくといいでしょう。
大容量モバイルバッテリーを用意しておく
災害時の情報取得や連絡の手段として活躍するスマートフォンですが、バッテリーが切れると不便になります。大容量のモバイルバッテリーを用意しておいて、満充電にしておけば停電時でも充電できます。スマートフォンの他にもパソコンなどにも使用できるものがあるため、必要に応じて用意しておくと便利です。
停電が起きたらすぐにブレーカー落とす
停電が起きた場合は必ずブレーカーを落としましょう。停電解除後に熱を持つ家電製品が倒れたり、コードの破損などによる通電火災が発生する可能性があります。通電火災が発生しても、その場所に誰も居なければ発見が遅れるため、いつの間にか大きな火災になる危険性が考えられます。必ず停電時はブレーカーを落としてください。
停電対策には太陽光発電と蓄電池がおすすめな理由
いつ起きるか分からない停電に備えて安心で利便性が高く、さらに電気代がお得になる対策があります。それは太陽光発電と蓄電池を導入することです。導入することで、どんなメリットがあるのかを解説します。
太陽光発電設備を導入するメリット
太陽光発電を導入することで、停電時でも晴天であれば太陽光という自然エネルギーを利用して電気を作ることが可能です。そして、その電気を家電製品(100V対応機器のみ・1500Wまで)に使用できます。停電時でも電気が使える環境を生み出すことができるだけではなく、自然エネルギーを利用するため電気代は0円です。
蓄電池を導入するメリット
蓄電池は太陽光発電で作った電気を貯めることができるため、太陽光発電で電気が作れない悪天候や深夜の時間でも貯めた電気を利用できます。太陽光発電では100V・1500Wまでという制限がありますが、蓄電池であれば200V対応・高出力・家中の家電製品が使えるものがあるため、停電時でも普段どおりに電気を使用できます。
太陽光発電と蓄電池を併用するメリット
太陽光発電と蓄電池を併用するメリットは、節電効果アップと停電時でも安心できることでしょう。太陽光発電で作った電気を昼間に使用しつつ、余剰電力を蓄電池に貯めることが可能です。貯めた電気は電気料金が高い昼間や電力使用量の多い時間帯に使用できるため、節電効果がアップします。また停電時に自動で家中の家電製品に電気を送ってくれる蓄電池’(200V対応・全負荷型)があるため、急な停電でも安心できます。
停電対策で導入する太陽光発電や蓄電池を選ぶポイント
停電対策にバッチリの太陽光発電や蓄電池ですが、種類が豊富で機能もさまざまです。選ぶ際のポイントは以下のとおりです。
- 1kW単価が低く発電量が多いか
- 200V・全負荷型に対応しているか
- 長期間・長時間使用できるか
- 自宅に設置できる大きさか
- メンテナンスに手間はかからないか
- 信頼できる業者を見つけられるか
それぞれ解説します。
1kW単価が低く発電量が多いか
太陽光発電を選ぶ際に抑えておきたいのが1kW単価の安さ(太陽光発電の費用に対する1kWあたりの単価)です。太陽光発電は同じ価格の製品があれば、より多く発電できるほうが優秀です。つまり発電量が大きくても価格が安い(1kW単価が安い)ということはコスパが良いということになります。
200V・全負荷型に対応しているか
蓄電池を選ぶ際に押さえておきたいポイントの一つに、停電時でも家中の家電製品が使用できるかです。蓄電池には100V機器にしか対応していないもの、一部の家電製品にしか電気を送れない特定負荷型があります。停電時でも普段どおり過ごしたいなら、200V機器対応で全負荷型のものを選択することをおすすめします。
長時間使用できるか
停電対策で蓄電池を選ぶポイントとして、長時間使用できるかも重要です。長時間使用するには蓄電容量が大きいものを選ぶ必要があります。蓄電池に貯められる電気が多いほど、停電時に長時間使えるかどうかが決まるためです。また、停電時に必要最低限の特定の家電製品だけでいい場合は特定負荷型を選ぶという選択肢もあります。特定負荷型は全負荷型とは違い全ての家電製品をカバーできない代わりに、全負荷型よりも長持ちする傾向にあります。
自宅に設置できる大きさや形か
太陽光発電や蓄電池を設置する場合は、自宅に設置できるスペースや太陽光発電が設置できる屋根の形なのかを確認しましょう。蓄電池であれば蓄電池本体のスペースに加えて、人がメンテナンスできるほどのスペースも必要です。太陽光発電であれば屋根の形や大きさによって設置できない可能性があります。ただし太陽光パネルは狭くて複雑な形の屋根でも設置しやすいものがありますし、蓄電池もコンパクトなタイプがあるため自宅の環境に合う製品を探してみるといいでしょう。
長期保証が付いているか
太陽光発電も蓄電池も決して安い買い物ではありませんし、数十年レベルで長期的に使用するものです。その間はトラブルや故障などが起こる可能性は十分に考えられるため、長期保証が付いているものを選択しましょう。大概の製品には10~15年ほどの保証が付いているため安心できます。場合によっては有償で延長することもできるため、状況に応じて検討するといいでしょう。
信頼できる業者を見つけられるか
上記でも解説したとおり、太陽光発電も蓄電池も数十万~数百万円レベルの高価な買い物です。適正な価格で販売しているのかや適切な工事をしてくれるのかなど、信頼できる業者を見つけられるかもポイントです。価格に関しては必ず複数社から相見積もりを取り、あまりにも高すぎたり安すぎる業者は避けたほうがいいでしょう。また担当者の接客態度やレスポンスの速さ、疑問にしっかり答えてくれるかなどでも判断してみてください。
停電対策におすすめな太陽光発電・蓄電池メーカー
停電対策としておすすめな太陽光発電や蓄電池を扱っているメーカーは以下のとおりです。
- トライブリッドで有名な「ニチコン」
- 国内シェアNo.1の「シャープ」
- お得なリースプランがある「伊藤忠商事」
- コンパクトな蓄電池も扱っている「住友電工」
- 国産ながら低価格が魅力な「エクソル」
- クレイ型リチウムイオン電池の「京セラ」
- 業界最多レベルのバリエーションを誇る「パナソニック」
- 大容量でもコンパクトな蓄電池がある「オムロン」
- 長寿命の蓄電池を扱っている「長州産業」
それぞれ解説します。
トライブリッドで有名な「ニチコン」
ニチコンは世界で初めて「トライブリッド蓄電システム」を開発し販売しています。トライブリッドは太陽光発電・蓄電池・V2H(電気自動車のバッテリーの充放電が可能な設備)がセットになっています。電気をフル活用できるため節電効果が高いのが特徴です。特に電気自動車を所有している、または所有する予定のある人におすすめしたいメーカーです。
国内シェアNo.1の「シャープ」
シャープはさまざまな屋根に無駄なく設置できる太陽光パネル「BLACK SOLAR ZERO」や、停電対策として活躍する「COCORO ENERGY(気象情報を事前に取得して自動で蓄電池に充電する)」、家庭環境に合うさまざまな容量や機能の蓄電池があります。停電対策目的の人、節電対策目的の人どちらにもおすすめできるメーカーです。
お得なリースプランがある「伊藤忠商事」
伊藤忠商事は太陽光パネルと蓄電池がセットで初期費用0円で導入できる「Beeフラット」があります。月額リース契約となっており、15年保証やメンテナンス付きです。リース契約終了後には蓄電池が0円で譲渡されます。また電気料金プランもセットになった「まるまるでんき」もあり、使用量上限までなら使いたい放題です。初期費用を抑えて導入したい人におすすめできるメーカーです。
コンパクトな蓄電池も扱っている「住友電工」
住友電工には業界最小クラスの単機能型蓄電池「POWER DEPOⅣ」があります。コンパクト設計なので、屋外のみならず屋内に設置することも可能です。コンパクトな分は容量も3.3kWhと小さめですが、2台まで設置することができるため安心です。マンションなどの限られたスペースに蓄電池を導入したい人におすすめのメーカーです。
国産ながら低価格が魅力な「エクソル」
エクソルの太陽光パネルは汚れがたまりにくい「水切り加工」が施されており発電量の定価を防ぎ、PERC構造(セルの裏面に絶縁体をコーティングして変換効率を上げる)を採用している優れものです。また蓄電池は太陽光発電と相性が良いハイブリッド型で、5〜30kWhまで拡張できる特徴があります。国産の割にコスパが良いことでも有名なので、太陽光発電と蓄電池を同時に購入したい人におすすめのメーカーです。
クレイ型リチウムイオン蓄電池の「京セラ」
京セラでも太陽光パネルと蓄電池を販売しています。太陽光パネルはさまざまな形の屋根にフィットする「ルーフレックス」や屋根材と一体化して見た目がスッキリする「ヘイバーン」などがあります。また蓄電池の「エネレッツァ」には業界初の「クレイ型リチウムイオン電池」が採用されており、長寿命と安全性を実現しています。複雑な屋根への設置やスッキリした太陽光パネル、長寿命で安全性の高い蓄電池を求める人におすすめのメーカーです。
業界最多レベルのバリエーションを誇る「パナソニック」
パナソニックの太陽光パネルは発電量や保証がトップクラスで、業界最多レベルのバリエーションを誇る蓄電池があります。また太陽光発電と蓄電池を連携させ効率よく電気を活用できる「創蓄連携システム」により、節電効果アップや停電時の対策として必要十分な恩恵を受けられます。多彩なラインナップから自宅に合う蓄電池を探したい人や、トップクラスの発電量の太陽光パネルを求めるならおすすめのメーカーです。
大容量でもコンパクトな蓄電池がある「オムロン」
オムロンは暮らしに合わせた組み合わせが可能な「マルチ蓄電プラットフォーム」があり、1つのプラットフォームで「単機能蓄電システム(機器の段階購入が可能)・ハイブリッド蓄電システム(太陽光発電と蓄電池を同時購入)・全負荷対応蓄電システム(太陽光発電と全負荷型蓄電池を同時購入)」の3つを構築できます。さらに蓄電容量は6.5kWh・9.8kWh・16.4kWh(業界最大容量・最小クラス)が選べます。ライフスタイルの変化に合わせて組み合わせたい人におすすめのメーカーです。
長寿命の蓄電池を扱っている「長州産業」
長州産業の太陽光パネルは、高効率な「Gシリーズ」から雪国向けの「ほっとパネル」などさまざまな用途に合うラインナップがあります。蓄電池ではハイブリッド型の「スマートPVマルチ」があり、ハイブリッド型と単機能型、全負荷型と特定負荷型、6.5kWh・9.8kWh・16.4kWhの蓄電池から選べるため、幅広いユーザーにおすすめのメーカーです。
まとめ
停電の原因はさまざまあり、どのタイミングで停電が起きるか分かりません。そして停電は身近で頻繁に起こっている現状があります。過去の大規模な停電では最長で2週間ほど完全復旧に時間を要しており、停電対策は普段から意識して行っておくべきです。
すぐにできる停電対策もありますが、突然の停電でも電気が使えて安心できる「太陽光発電+蓄電池」の導入がおすすめです。太陽光発電で電気を作れて蓄電池に貯めることができ、節電対策にも停電対策にもなります。初期費用はかかるものの、初期費用0円で導入できるリース契約や補助金などでお得に導入することが可能です。この機会に太陽光発電や蓄電池の導入を検討してみてはいかがでしょうか。